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"旅マスター"が伝授「格安」ツアーとホテル予約法 "直前"でも「まだ」探せば安く旅行はできる

東洋経済オンライン / 2024年7月25日 11時30分

この区間を自分で手配した場合、ピーチの往復航空券代だけで3万7170円(Peachの公式サイト)かかり、航空券代だけでもツアー代金を上回ってしまうことがわかる。

ヨーロッパ行きの狙い目は「プラハ」

近場が安上がりなのはわかったが、せっかくの夏休みなのだからヨーロッパに行きたいという人もいるだろう。ではヨーロッパへのツアーはいくらくらいなのか。

8月出発で一番安かったのは成田発でカタール航空を利用したプラハ(チェコ)5日間(阪急交通社)で14万800円だった(8月29日成田発で現地ホテルに2泊)。もっともこれも諸経費が加わり、実際の支払額は1人あたり17万2810円となる。

だが、同じ日程を自分で手配した場合、ツアーと同じカタール航空は航空券代だけで16万780円(HIS)となる。ツアーよりは1万2030円安くなったが、ホテル代2泊分が含まれないので、結果的にはほぼ同じ水準といえそうだ。

ビジネスクラス利用のツアーでは、JAL利用のハノイ4日間(HIS)が8月29日(木)成田発・9月1日(日)成田着で15万9800円だ。諸経費込みだと16万8200円だが、このツアーで利用されている便を自分で購入しようとすると24万3960円(JAL公式サイト)かかるので、ホテル代を考慮しなくても31%以上安い計算となる。

これ以外の経験則からみても、メジャーな行き先に2人以上で行く場合は、国内・海外ともにツアーのほうが安上がりになることが多い。ただし、1人旅の場合、ツアーの一人部屋追加料金がかかってくるので、どちらが安いかはケースバイケースになりそうだ。

ホテルだけ予約したいときのおすすめサイト

ホテルを探すときに筆者が多用しているのはGoogleマップとトリップアドバイザーだ。

Googleマップは自分が泊まりたいエリアを表示させたら、画面上にある「ホテル」を選択するか、キーワードに「ホテル」と入力するだけで、地図内にあるホテルの名とある日程での金額が表示される仕組みとなっている。

最初から明確な目的があり、そのすぐ近くに泊まりたいときや、ホテル代全体が高いために、エリアを広げて安い宿を探したいときなどに重宝する。たとえば目的地の隣の県だが、距離が意外に近くて安いホテルなどを簡単に見つけられるメリットがある。

対するトリップアドバイザーは口コミが重視されたサイトだ。各都市のホテルを口コミ評価が高い順や宿泊費の安い順にソートすることができる。

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