1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

"旅マスター"が伝授「格安」ツアーとホテル予約法 "直前"でも「まだ」探せば安く旅行はできる

東洋経済オンライン / 2024年7月25日 11時30分

Googleマップ同様に全世界を対象にしており、国内旅行・海外旅行ともに同じように日本語で利用することができる。両サイトともにさまざまな予約サイトの料金が表示される。そこから安いところを選んで予約する仕組みとなっており、利便性は高い。

筆者がやっているのは、口コミの評価が高い順に並べ、金額を一定額以内に絞り込む方法。

たとえば8月18日(日)からの1泊1室2名で京都の宿泊施設を探してみた。安い宿泊施設から順番に表示させると口コミ評価が660件中60位以内で、2人で5000円以下の宿が見つかった。

和室でシャワートイレは共同だが、京阪三条駅からも歩いて5分程度、交通至便な場所だった。インバウンドで高い高いといわれる京都でも、探せば1人2500円以下の宿も見つかるのだ。

また、トリップアドバイザーの武器は、ホテルの写真が豊富に見られること。特に部屋の写真は旅行者が撮ったものが多く、ホテルの公式サイトの美しく作り込まれた写真とは異なり、宿泊者の「実感」に近い未加工の写真で、選ぶ際の貴重な情報源となる。

安い宿泊先を探す方法は?

一番確実なのは、早めに予約しておくということだ。ホテルのなかには、60日前までや30日前までの予約に対して「アーリーバード」と呼ばれる割引をするところが少なくない。だが、直前予約では、この方法が使えない。

次善の策として挙げられるのが、中心部から少し外れたところに泊まるという方法だ。京都の場合、山科や大津などに泊まって安く済ます方法はインバウンドが盛んになるよりもずっと前から言われてきた。だが、これらの宿泊施設もかつてほど安くはなくなっている。

筆者が勧めたいのは、A地点からC地点へ移動する場合、その途中にあるB地点で宿泊するというスタイルだ。特に自動車で移動している場合などは、観光地としてあまり有名でない場所で、リーズナブルに泊まれる宿泊施設が見つかることが少なくない。

こうしたとき、前述したGoogle Mapが非常に役に立つ。また、郊外のホテルなら駐車場代が無料のホテルが多いことも、車で旅している人にとってはプラスといえるだろう。

また何日かホテルに宿泊する場合、筆者がよくとるのは「宿泊費が高い日には安い宿に、安い日には高い宿に泊まる」という方法だ。

宿泊費がぐっと上がる土曜日に高級ホテルはぐっと値上がりをする。こういう日に安宿に泊まり、お金を節約する。そして日曜日などホテル代が下がる日にそのお金を投入すると、限られたお金で快適な旅となる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください