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亀戸「新興フードコート」で味わうミシュランの味 新旧交わる、新陳代謝の町並みを食で勝手に再現

東洋経済オンライン / 2024年7月28日 11時30分

名物として知られ、今年にオープンした麻布台ヒルズにも出店している「亀戸ぎょうざ」も発見。

さて、亀戸ぎょうざを見てお腹も空いてきたので、そろそろフードコートへ向かおう。

カメイドクロックは、亀戸駅の東口にある。オープンは2022年と新しく、以前は「サンストリート亀戸」なる商業施設があり、さらにさかのぼるとセイコーインスツルの工場があった地である。

メインターゲットは子育て世代のファミリー層であり、スーパーや生鮮専門店などが集まった「カメクロマルシェ」、下町ならではの食文化を発信する地域コミュニティ拠点「カメクロ横丁」、それに加えて今回訪問するアソビバ!フードパーク!が核になっている。

アソビバ!フードパーク!があるのは4階だ。およそ540席あるフードコートで、ラインアップはマクドナルドやケンタッキーフライドチキンといったファストフードに、サーティワンアイスクリーム、あとはペッパーランチや大阪王将、どうとんぼり神座といったチェーンや、うどん、カレーなどがそろっている。

訪問したのは平日昼時であったが学生が多い。マクドナルドとサーティワンが圧倒的な人気を見せていた。

餃子を見て、大阪王将に吸い寄せられる

さて、そんな中で今回のチョイスであるが、まず大阪王将を選ぶことにする。理由としては、亀戸ぎょうざを目にしたこと、そしてレトロな街並みや雰囲気を味わったことで、大阪王将の店構えにどことなく魅入られたことが挙げられる。我ながら、単純な理由である。

もうワンチョイスは、だしをかけて味わうカレーうどんという、何となく「今風」な食べ方を打ち出していた「香川一福」で。

ミシュランガイド、ビブグルマンを3年連続で受賞したらしい。そんな店の味を気軽に楽しめるのはフードコートならではだ。

うどんは待ちなしで提供。茄子のてんぷらも付けた。だしをかける前提だからか、うどんに乗ったカレーは結構固めである。つゆ、というよりはカレーそのものといった感じ。

同店の公式サイトによると、カレーは四ツ谷にある、ミシュラン1つ星を獲得したフレンチ店が監修しているらしい。亀戸のフードコートで、ミシュランが渋滞している。

大阪王将でチョイスしたのは、餃子&炒飯定食。990円とコスパが良く、意図せず唐揚げも付いてきた。

ミシュランの味と、町中華ライクな大阪王将の味がここに相まみえる。まさに新旧が交わる亀戸のようなタッグといえよう。

さっそく、餃子を一口。柔らかめの食感だが、あんはたっぷりでおいしい。すかさずチャーハンも合わせる。冷凍食品や家で自作するチャーハンではなかなか味わえない油の量と焼き感で、これも美味である。

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