1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

ファミマ、「カラフル靴下」が2000万足突破の衝撃 地味だった衣料品売り場を「主役級」に大改革

東洋経済オンライン / 2024年7月28日 8時0分

デザイナーを交えた開発会議は毎週水曜日に行われている。「いつも朝から晩までかけてやっている」(須貝氏)ほどの熱の入れようだ。

生産体制を整え、主役級の売り場へ攻勢

一気に成長を遂げたコンビニエンスウェアだが、衣料品ならではの課題もある。直近で開発に注力するボトムスのような新商材は、手探りで十分な数を準備できず、店頭ではすぐに売り切れがちだ。さらなる拡販には、生産体制や販売計画の磨き込みが求められる。

また、衣料品を強化する動きは競合にも広がっている。ローソンは目下、無印良品の衣料品や雑貨類を扱う店舗を増やしている。今年4月からは共同開発した靴下やハンカチなど、ローソン限定商品の販売も始めた。

新商品が少なく「動かない売り場」だったコンビニの衣料品は、今や最も変化の激しい売り場になりつつある。新たな客層を巻き込み続けることができれば、脇役から主役級の売り場に成長する日も近そうだ。

冨永 望:東洋経済 記者

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください