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ホンダ「ヴェゼル」の改良点とベストバイ考察 マイナーチェンジでグレード変更、狙い目は?

東洋経済オンライン / 2024年8月1日 10時0分

ガソリンモデルに関しては、近いサイズの「WR-V」が登場し、そちらは2WDモデルのみの展開となっているため、キャラクターの被るヴェゼルの2WDモデルを廃止して4WDモデルのみとしたと考えられる。

一方のe:HEVモデルについては、「e:HEV Z PLaYパッケージ」が改良前の「e:HEV PLaY」に近いものとなるが、「e:HEV PLaY」は2WDモデルのみだったのに対し、マイナーチェンジ後の「e:HEV Z PLaYパッケージ」については4WDモデルが選択できるようになったのが朗報と言えるだろう。

そして新たに追加となった「e:HEV X HuNTパッケージ」については、アクティブに楽しむユーザー向けにルーフレールや撥水・撥油機能のあるシート表皮などが備わり、よりアウトドアテイストを強めた仕様となっている。

グレード選びはほぼほぼ指名買い?

ヴェゼルを検討している人で、「e:HEV Z PLaYパッケージ」と「e:HEV X HuNTパッケージ」が気になっているという人にとっては、ほぼほぼ指名買いとなるはずだ。

「e:HEV Z PLaYパッケージ」に関しては、ヴェゼルの中でも個性が際立つモデルとなっており、専用カラーの内外装や、マイナーチェンジ後のヴェゼルとしては唯一「パノラマルーフ」が選べるグレードとなっており、オンリーワンの個性を備えたグレードとなっている。

そして「e:HEV X HuNTパッケージ」も同様に専用の内外装が用意され、こちらもほかのグレードでは設定されないルーフレールが備わるなど、こちらも欲しい人はこのグレード以外は考えられないという仕様と言えるからだ。

そうなると残るは「G」と「e:HEV X」、「e:HEV Z」の3グレードとなるが、「G」と「e:HEV X」はパワートレインが異なるだけで機能装備はほぼ共通であるため、安価な4WDモデルが欲しい人は「e:HEV X」の4WDモデルよりも45万円ほど安価な「G」がオススメとなり、駆動方式問わず安価なものをと考えているのであれば、24万円高(ただエコカー減税で諸費用はe:HEVのほうが10万円程度安くなる)で狙うことができる「e:HEV X」の2WDモデルを選ぶほうが満足度は高いと言えるだろう。

e:HEVのXとZは装備やメーカーオプションに注目

残る比較グレードは「e:HEV X」と「e:HEV Z」のどちらにするかということになる。この2グレードの車両本体価格の差は約30万円となるが、「e:HEV Z」ではブラインドスポットインフォメーション、アダプティブドライビングビーム、ステアリングヒーター、18インチアルミホイール、ハンズフリーアクセスパワーテールゲートといった装備が備わり、内外装の加飾も上級グレードらしいものとなる。

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