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「1000人規模を上手に管理する」たった1つのコツ 多すぎるのならば直接見る数を減らしてみよう

東洋経済オンライン / 2024年8月1日 19時0分

そのように業務内容のレベルが違うメンバーをまとめる際には、階層の下のほうでは7人の枠にあまりこだわらず、機能やサブシステムで大きく分けるほうが機能する場合もあります。

ただし、原則としてはそれぞれのリーダーが直接見るのは7人までとし、それ以上になるときには階層を増やす、という意識を持っておくと、大人数のチームを管理しやすくなります。

最近は、組織は極力フラットにすべきだという声もありますが、人数が7人以上のチームはピラミッド型にしなければ、リーダー1人の負荷が大きすぎていずれ回らなくなります。

ちなみに、「人事は経営陣や人事部の仕事で、リーダーが勝手にチーム内の階層構造をつくることなどできないのでは?」と思うかもしれません。しかし、これは大きな勘違いでしょう。

チームを任されたリーダーには、チームを機能させるために誰をサブリーダーにするか、また誰に何を任せるかを決める権限があるはずです。

8人以上のチームではサブリーダーを立てる

仮に会社側がそれを認めないのであれば、説得して認めさせるのもリーダーの仕事だと思います。

どうしても思うようにできない場合には、リーダーになることを断るか、それができない場合には、自分は名目上のリーダーにすぎない、と割り切って対応するしかないでしょう。

チームの規模が大きいときには、メンバー全員をリーダーが1人で見ることは難しいため、8人以上のチームではサブリーダーを立てること。それを原則とすることをお勧めします。

五十嵐 剛:株式会社リーダーズクリエイティブラボ 代表、いきいきチーム創り仕掛け人

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