1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

18年ぶり新作「聖剣伝説」遊んだ私が驚愕した理由 ファンが多い人気シリーズ、7月30日に体験版配信

東洋経済オンライン / 2024年8月1日 10時0分

『聖剣伝説』シリーズがついに本格復活。体験版からその未来を占う(画像はSteamより)

スクウェア・エニックスの新作『聖剣伝説 VISIONS of MANA(ヴィジョンズ オブ マナ)』が2024年8月29日に発売される。それに先駆け本作の体験版が配信開始となったのだが、その中身に驚いた。

【画像で見る】「聖剣伝説 VISIONS of MANA(ヴィジョンズ オブ マナ)」に登場するキャラクターと戦闘シーン

本作は、1991年から続く『聖剣伝説』シリーズの最新作である。このシリーズはもともと「ファイナルファンタジー」の外伝として生まれ、現在も続く人気作品となっている。

歴史あるシリーズの新作で注目を集めてはいるものの、実は『聖剣伝説』シリーズには困難も多かった。ゆえに、どこか不安も漂っていたのである。

「聖剣伝説」シリーズの1作目は1991年に発売

だが、本作の体験版を遊んでみると、シリーズとしてまた軌道に乗りそうなほどよくできていたのだ。

まずはこのシリーズの歴史について軽くおさらいしよう。1991年にゲームボーイで『聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜』が発売され、1993年にはスーパーファミコンで『聖剣伝説2』が発売、さらに1995年には『聖剣伝説3』が登場している。

この3作品が『聖剣伝説』シリーズの黄金期といえよう。そこで一度落ち着いてしまい、その後は作品の出るペースがかなり落ちる。

1999年にPlayStationで『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』が出るなど、外伝やリメイク作品は登場していたものの、次のナンバリングタイトルとなる『聖剣伝説4』が出たのは「3」から11年後の2006年となる。

さらに、『聖剣伝説4』は評判が芳しくなく勢いを落とす。その後もシリーズの名を冠する基本プレイ無料のタイトルなどは出ていたものの、低空飛行が続くような状況であった。

そして、ナンバリングシリーズ最新作と解釈してよい『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』が、家庭用ゲーム機では約18年ぶりに登場するわけだ(ヴィジョンズの「V」が「5」を意味していると思われる)。

『聖剣伝説』シリーズは日本国内ではかなり有名なものの、転びながらもなんとか起き上がったシリーズといえる。

開発はネットイースの「桜花スタジオ」

最新作の開発はスクウェア・エニックスではなく、中国の大手ゲーム開発・運営会社ネットイースの「桜花スタジオ」が担当する。日本・中国両方の国のクリエイターの長所や技術力を生かし、家庭用ゲーム機やスマートフォンでタイトルを展開するスタジオだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください