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SNSで目立つ写真の「7つのルール」構図と明るさ編 会社員もフリーランスもSNSでの存在感が重要

東洋経済オンライン / 2024年8月2日 17時0分

印象的な「写真の魅せ方」をご紹介します(写真:T.Yukishita/PIXTA)

会社員でもフリーランスでも、「SNSにビジネスのログを残しておく」ことは、まだ出会っていない誰か(取引先・採用担当者・顧客など)との「次の出会い」につながります。

SNSを「ポートフォリオ」として活用するための、アイコンの決め方、プロフィールの書き方、告知のしかた、写真の撮り方などがウジトモコさんの新著『SNS×DESIGN 22の法則』で紹介されています。

同書から一部を抜粋し、3回にわたってお届けします。

第1回の今回は写真の構図と明るさについてです。

印象的な写真の特徴7つ

印象的な写真は、次の特徴が一つあるいは複合的に実装されています。

【写真で解説】写真を撮るときはこの構図を意識しよう!

❶「構図(コンポジション)」が良い。あるいは特徴的である


❷「光」の捉え方が秀逸である、あるいは特徴的である
❸「色相」そのもの、「配色」それ自体が秀逸である、あるいは特徴的である
❹「階調(トーン)」が明るいあるいは暗い、または、独自のバランスが保たれている
❺「テーマ(被写体)」が審美的あるいは独創的。または、社会的価値が高いものである
❻「制作者のみが実装できる世界観」がある、独創的で差別化が可能
❼これらの要素が二つ以上組み合わさっている

プロのデザイナーでなくとも、ビジネスの現場でディレクター職をせざるを得ない、あるいはAIに仕事を依頼するといった際に、これらの用語や基礎知識は必要になります。ぜひ、マスターしておきましょう。

今回は、これらの特徴の①と②について説明します。

構図

構図とは、画面の中におけるモチーフの「配置」や背景と主題との「構成(コンポジション)」のことで、構図が優れていることにより、「注視」させる、あるいは「対象への理解」が深まります。

基本の構図には、「日の丸構図」「3分割構図」などがありますが、これらは「手軽に撮った写真」を「トリミングすることのみ」でできる、簡単なものです。

一方、プロ写真家の世界では、それぞれの「ジャンル」に構図の特徴も表れます。

いわゆる「鉄道写真」や「ポートレート写真」など、多くのプロは被写体をより魅力的に見せるための「ロケーション探し」にも時間を費やしています。人物を魅せる特徴的な構図としては、遠近感と注視点を組み合わせたものなどがあります。

光(明度あるいは照度)

1日24時間のうちいわゆるビジネスアワー、だいたい9時から17時くらいまでの明るさをまずはイメージします。そして、それよりも明らかに暗い、あるいは明らかに明るいものは、「照度」の「希少性」の原理により浮き立って見えます。

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