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SNSで目立つ写真の「7つのルール」色と被写体編 写真を撮りまくって「勝ち筋」を見つけよう!

東洋経済オンライン / 2024年8月5日 12時30分

印象的な写真には特徴があります(写真:ひでにー/PIXTA)

会社員でもフリーランスでも、「SNSにビジネスのログを残しておく」ことは、まだ出会っていない誰か(取引先・採用担当者・顧客など)との「次の出会い」につながります。

SNSを「ポートフォリオ」として活用するための、アイコンの決め方、プロフィールの書き方、告知のしかた、写真の撮り方などがウジトモコさんの新著『SNS×DESIGN 22の法則』で紹介されています。

同書から一部を抜粋し、3回にわたってお届けします。

第2回の今回は写真の色などについてです。

印象的な写真には特徴がある

前回の記事で、印象的な写真の特徴7つのうち、①と②を紹介しました。

【写真】色が印象的な写真の例はこちら

おさらい【印象的な写真の特徴7つ】


❶「構図(コンポジション)」が良い。あるいは特徴的である
❷「光」の捉え方が秀逸である、あるいは特徴的である
❸「色相」そのもの、「配色」それ自体が秀逸である、あるいは特徴的である
❹「階調(トーン)」が明るいあるいは暗い、または、独自のバランスが保たれている
❺「テーマ(被写体)」が審美的あるいは独創的。または、社会的価値が高いものである
❻「制作者のみが実装できる世界観」がある、独創的で差別化が可能
❼これらの要素が二つ以上組み合わさっている

今回は、その後編、③から⑦について説明します。

❸色相・❹階調

色相と階調(トーン)には同じ傾向があり、「まんべんなく」よりも「偏っている」ものにインプレッションが集まります。これは、自然でないこと、希少性の論理に基づいており、「引き算されたデザイン」が尖って受け止められやすいことと同じです。

下のブルーの紫陽花の写真は「ただの紫陽花のクローズアップ」なのですが、色相が明らかに「ブルーのみ」に偏っています。こういったものは、自然ではないのでインプレッションが上がりやすく、私のunsplash.com掲出写真の中のトップランクになっています。そういった意味で、一面のネモフィラブルーが有名な「国営ひたち海浜公園」がインスタ映えの聖地とされるのは、もっともなことです。

印象的な写真は「普通でない」

階調も同じで、ライトからシャドーまでまんべんなく調子があるものよりも、偏っているものは目につく傾向にあります。下の写真は、白い壁に白い植木鉢というほぼハイトーンの白い世界にカラフルなサボテンがあり、「普通でない」ことが印象的な理由と言えます。

❺テーマ(被写体)

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