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SNSで目立つ写真の「7つのルール」色と被写体編 写真を撮りまくって「勝ち筋」を見つけよう!

東洋経済オンライン / 2024年8月5日 12時30分

いわゆる撮影されているものそれ自体に価値があるかどうか、ということです。

「滅多にない美しい夕焼け」などは誰にでもその美しさが伝わりますし、先ほどの「ネモフィラブルーが一面に広がる公園」にも同じ要素があります。

色相や階調の話と異なるのは、美しいだけではなく、ジャーナリズム的な要素が加わる場合です。瞬間を切り取ったもの、見たことのない世界、絶景などももちろんそうですが、被写体を後世に残す価値があるもの、歴史的建造物など歴史的資産の素晴らしさはそのまま「印象」に直結します。

インスタグラマーが旅に出る理由

いわゆる「インスタグラマー」という人たちが、よく旅に出ていて、いつの間にかデジタルノマドになっていたりするのも「被写体探し」のためであったりします。

逆に「この絶景を世界に広めたい」という観光関係者が「インスタグラマー」に依頼などもしますから、そのようなシチュエーションが多くなるのは当然でしょう。

❻制作者・❼これらの要素が二つ以上組み合わさっている

最後にお伝えする究極の印象、それは、「その人の人間性が出ているもの」です。「らしさ」ももちろんそうですし、「くせ」とか、「タッチ」、「その人にしかできない技術」などもそれに該当します。

ここでは拙著の挿絵を担当してくださる三好さんのタッチに注目します。とても柔らかくふわふわっとしているようでしっかりと存在感があり、心の中にすうーっと染み込むような魅力があります。

写真でもイラストでも、やはり「極めている人」の作品はひと目でわかります。自身の投稿の質やアクセスを上げる手段として、そういった素晴らしい投稿を公開されているアーティストやプロをフォローして、良い作品を日頃から見るというのも「目を肥やす」という意味で有効な手段です。

インプレッションを上げたい人は

こういった作品の「レベル」を上げる方法として、デザイン学生さんであれば、デッサンや塑像、色彩構成をお勧めしますが、ビジネスパーソンであればまずはダッシュボードで数字を見ることをお勧めします。そして、自分の中でどの投稿に反応が多かったかなど、ぜひ、自身の「勝ち筋」を探してください。

また気になった「カメラ」を買ってみて、写真を撮りまくるのもお勧めです。データを見ることと写真を撮りまくることは逆ベクトルのようにも思えますが、自分自身を知るという意味では同じです。

あなたらしさやあなたの強みをまずは自分で理解するということが、未来への投資になります。

ウジ トモコ:戦略デザインコンサルタント、アートディレクター

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