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SNSでの存在感を左右する「写真の構図」の法則 既に撮った写真もトリミングで激変させられる

東洋経済オンライン / 2024年8月7日 17時0分

写真の存在感を左右する「構図」について説明します(写真:takutaku/PIXTA)

SNS×DESIGN 22の法則 未来を創る 私のブランドポートフォリオ会社員でもフリーランスでも、「SNSにビジネスのログを残しておく」ことは、まだ出会っていない誰か(取引先・採用担当者・顧客など)との「次の出会い」につながります。

SNSを「ポートフォリオ」として活用するための、アイコンの決め方、プロフィールの書き方、告知のしかた、写真の撮り方などの法則がウジトモコさんの新著『SNS×DESIGN 22の法則』で紹介されています。

同書から抜粋し3回にわたってお届けします。

第3回の今回は写真の構図について応用編です。

ビジネス教養として知っておきたい「構図」

前々回の記事でも触れた通り、構図とは、画面の中におけるモチーフの「配置」や背景と主題との「構成」のことですが、これらを偶然の産物ではなく、意識的にコントロールすることができれば、

【写真】何に使うかによって「取るべき余白」は変わってくる

・見せたい主題を明確にする
・伝えたい雰囲気を醸し出す
・記憶に残る強い印象を残す
・その人らしさを強調する

などが可能になります。

ここでは、まず、「何気なく撮った一枚をトリミング」することで、バランスや見え方が歴然と変わるという現象を見ていきましょう。

最も基本と言われる構図に、「日の丸構図」「3分割構図」などがあります。これらの共通の特徴は、「すでに撮ってしまった写真を使える」という点です。

意識的に作る余白

次の2枚はとても特徴的です。左は矩形もトリミングもそのままのオリジナル写真で、これはこれでとても素敵です。

この余白は(ポスターなどの要素を入れやすいように)意識的に作ってあるものですが、例えば、Instagramのスートーリーやポスターのアイキャッチに全面(白地などを作らずに)使用するのであれば、3分割構図を意識したトリミングが圧倒的にインプレッションが上がります。なぜでしょうか。

それは、視点が定まるからです。

皆さんもお手元のスマートフォンには、いつも何枚かの写真がストックされているかと思います。

そして、スマートフォンの中には、必ず、この3分割構図グリッドスケールが搭載されています。

これらのトリミング作業は一分かからないものですので、ぜひ、この基本の構図を必ず意識してみてください。

日の丸構図や3分割構図と異なり、ここからはある程度、ロケハンや「狙い」が必要になる構図です。

鉄道写真のプロの方は、この「自分が狙う構図」のために、長い旅をして、「その絵をその足で」撮りにいきます。早速、典型的な、型を紹介しましょう。

特徴は手前から遠くまで見渡せること

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