フワちゃん「暴言投稿で炎上」切り抜ける最後の砦 許される術はないという"絶望"は覆せるのか
東洋経済オンライン / 2024年8月7日 15時10分
直後、やす子さんが「とっても悲しい」と投稿したことで、事態の重大さを理解したのか、フワちゃんの対応は迅速でした。即座に投稿を削除し、Xで謝罪。いつものおふざけではなく、真摯に反省した様子でやす子さんへのお詫びを述べています。
自己を正当化するような言い訳や経緯説明ではなく、もちろん無視して逃げ回るのでもなく、いつもの芸風には似合わない、まじめでストレートな謝罪姿勢は間違っていないでしょう。
こうしたトラブルでは、「やす子さん本人に直接会ってお詫びすべき」的な意見が必ず上がるのですが、実は謝罪において本人に直接面会するのは正しいとは言い切れません。
トラブルの被害を受けた側は、「相手の顔も見たくない、不快、怖い」といった感情を持つことが少なくありません。誠意の押し売りの如く、とにかく本人のところに押しかける謝罪は、相手の気持ちよりも自己満足を優先しているととられるリスクが低くないのです。
少なくとも、まずは原因となったX上で真摯な謝罪をしたところまでは、間違っていないと思います。そして冒頭にも書いたように、6日にはやす子さんに直接の謝罪もしたと報道されています。
しかし、炎上状態は収まるどころか延焼を続け、どんどん拡大中です。
まずは冒頭に書いたように、自身がパーソナリティを務めるラジオは事件を受けて休止となりました。さらに出演CMが公開停止となるなど、事態は悪化しています。
絶体絶命の事態を切り抜けるには
これまでもBCP(事業継続計画)視点でトラブルを語ってきました。この絶体絶命の事態を、無理にでも切り抜けるとしたらどうすればいいのでしょうか。
芸能活動で大きな影響力を持つのはCMスポンサーです。Googleという巨大企業のCM出演が継続できたら、この苦境を抜け出せる可能性がありました。
俳優の香川照之さんがスキャンダルに見舞われたときも、やはり巨大スポンサーであるトヨタのCMに出演しており、私は当時、トヨタがCM継続をしていたらスキャンダルは終息に向かう可能性があると予想しました。
結局、豊田社長と共演していたCMなどがすべて打ち切りとなり、香川さんは表舞台から消えました。
今回についても、GoogleのCM公開停止によって、フワちゃんの活路を断ったと言えます。
もう一つの可能性は、被害者との関係改善です。
たとえば不倫問題が起きたとき、その最大の被害者である配偶者が表に出て和解をアピールするという手があります。世間が不倫の被害を受けたわけではなく、直接の被害を受けたのは家族です。その家族が「許している」というメッセージを出すことで、過去にも炎上が鎮火した例があります。
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