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設定とグッズ併用で"スマホ熱中症"を防ぐワザ モバイルバッテリーで「使いながら充電」はNG!

東洋経済オンライン / 2024年8月8日 10時0分

人間だけでなく、スマホも酷暑には弱い。設定変更やアクセサリーの追加で、スマホ熱中症を防ぐようにしたい。写真はスマホの背面に貼る冷却シート(筆者撮影)

猛暑が続く日本列島。今年は特に最高気温が高く、7月29日には全国6カ所で40度超えを記録した。高温は、スマホの大敵だ。一般的なスマホは、おおむね5度から35度の範囲での利用が推奨されている。Androidスマホも、タフネス性能を売りにした端末をのぞけば、ほぼこの範囲に収まっている。外気温だけで適正な温度を超えてしまっているというわけだ。

【画像】スマホのパフォーマンスをあえて落として熱を発生しにくくする

この状態でスマホを長時間利用すると、CPUやバッテリーに負荷がかかり、ダメージを与えてしまうことになりかねない。また、35度を超えていなくても、ディスプレーやCPU、GPUなどの処理でスマホは内部から発熱する。日陰など、ある程度涼しい場所に移動したとしても、使いすぎると結局は温度が上がってしまう。

Androidのスマホの中には、設定を変更することで、処理能力を下げるなどして、発熱を抑制できる端末がある。また、ほとんどの端末に搭載されるようになった急速充電も、熱を持ちやすい。こうした設定変更の仕方とともに、猛暑を乗り切るグッズも併用して“スマホ熱中症”を防ぐといいだろう。

パフォーマンスを抑えて発熱を減らす

スマホが熱くなりやすいときには、熱源になりやすい項目の設定を変更するといい。例えば、ディスプレーは明るくすると、そのぶん本体は熱を持ちやすい。CPU、GPUなどが処理をする際にも、熱が発生する。暑い屋外で使うような場合には、これを抑えるようにするといいだろう。

例えば、ディスプレーに関してはクイック設定パネルにあるスライダーを左右に動かすことで、明るさを調整できる。また、端末によっては、屋外で一時的に輝度を大きく上げる設定を用意しているものもある。Galaxyシリーズに搭載される「ビジョンブースター」がそれだ。

これによって、直射日光が当たった際の視認性は高くなるものの、逆に端末は熱くなってしまう。この機能は明るさの自動調整がオンになっていると有効になるため、オフにして画面を暗くするといいだろう。また、最近のスマホは多くが120Hzなどの高リフレッシュレートに対応しているが、これをオフにすることで画面の書き換え頻度を下げて熱を発生しにくくすることも可能だ。

Pixel 8の場合、「設定」の「ディスプレー」にある「スムーズディスプレー」をオフにすると、リフレッシュレートを60Hzに固定化できる。Galaxy Z Fold6の場合は、「設定」の「ディスプレー」から、「動きの滑らかさ」に進み、「標準」を選ぶと60Hzが有効になる。こうした設定は、バッテリーの節約にもなるため一石二鳥だ。

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