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設定とグッズ併用で"スマホ熱中症"を防ぐワザ モバイルバッテリーで「使いながら充電」はNG!

東洋経済オンライン / 2024年8月8日 10時0分

とはいえ、設定を1つひとつ変更していくのは少々手間がかかる。このようなときには、バッテリーを節約する機能を有効にするといいだろう。例えばPixel 8の「スーパー バッテリー セーバー」を使うと、必須に指定したアプリ以外を一時的に停止できるほか、処理能力を抑える。バッテリーの節約はもちろん、フルパワーで動くのを抑制できるということだ。

 Galaxyの省電力モードは、オプションとしてユーザーがカスタマイズできる。「CPUの速度を70%に制限」や、「5GをOFF」といった熱に効く項目も用意されている。スマホが熱くなりすぎてしまったときには、こうした設定を試して様子を見ることをお勧めしたい。

“ながら充電はNG”、屋外での充電も控えよう

スマホの“ながら充電”はNG。充電しながらの利用はバッテリーを痛めやすく、熱も貯まりやすい。そのまま使うと、処理能力が落ちたり、動画撮影が止まってしまったりすることもある。バッテリーを気にせずアプリを使いたいときには、Xperiaの「HSパワーコントロール」やAQUOSの「ダイレクト給電」のように、充電せず、直接スマホに給電する機能を使うようにしたい。

また、Galaxyでも、「Game Booster」というゲームアプリをより快適に遊ぶための設定で、直接給電をオンにすることが可能だ。パフォーマンスを必要とするゲームを長時間動作させたいようなときに、活用したい設定だ。こうした機能を駆使すれば、ながら充電を避けつつ、バッテリーを気にせずにスマホを使うことができる。

同様に、充電はなるべく涼しい屋内でしたほうがいい。気をつけたいのが、モバイルバッテリーでの充電。屋外で使用中にバッテリーがなくなると、どうしても充電したくなってしまうが、気温の高い夏だと特に負荷が高くなる。バッテリーが減ってからモバイルバッテリーで充電しようとすると、“ながら充電”になりやすいのも注意点だ。

モバイルバッテリーで充電する場合は、移動中や休憩中など、ある程度気温が低いところに移動してからにするといい。バッテリーが切れそうになってからでは遅いので、計画的に充電するのが肝心だ。モバイルバッテリーの中には急速充電に対応したものもある。こうしたアイテムを活用し、隙間時間で必要な充電を済ませられるようにするといいだろう。

USB PD(Power Delivery)や、メーカー独自の急速充電機能を備えるスマホが増えている。中にはモトローラの「motorola edge 50 pro」のように、最大125Wで充電でき、バッテリーが空の状態から満タンになるまで20分もかからない機種もあるほどだ。Xiaomiの「Xiaomi 13T Pro」も、最大120Wでの超急速充電に対応する。

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