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【驚愕】「地球以外に"生命体"いる」納得理由3つ 「宇宙人文明は36個もある」という研究論文も

東洋経済オンライン / 2024年8月9日 11時0分

いろんな仮定に基づいて推定したものですので、確実にあるというわけではありません。

それでも、具体的な数字が出るとワクワクしますよね。

【2】「微生物のような生命ならいる」

宇宙人に対する2つ目の考えは、「人間のような知性をもった生命はいないが、微生物のような生命ならいるのではないか」というもの。

言い換えると、「地球外知的生命」はいないけど、「地球外生命」ならいるという意見です。

「知的」ではないが「生命」はいる

地球外生命でしたら、太陽系のなかにうじゃうじゃいるかもしれません。その候補地と考えられるのが、次の3カ所です。

【太陽系のなかで「地球外生命がいる」と期待できる場所】
火星
木星の衛星「エウロパ」
土星の衛星「エンケラドス」

火星には太古の昔には広大な海があったようなので、生命が存在した可能性は大いにあります。

もしかしたら、地表には化石が転がっているかもしれませんし、地中にはいまも微生物のような生き物が生き残っているかもしれません。

現に、火星の生態系に配慮して、火星探査機を滅菌しているくらいです。

火星以外の候補地、木星の衛星「エウロパ」や土星の衛星「エンケラドス」の表面は氷で覆われていて、その氷の下には広大な海があると考えられています。

その海には、生命の材料となる「有機物」があり、生きるために必要な「エネルギー」もあると期待されています。

地球外生命がたくさんいてもおかしくない環境

つまり、地球外生命がたくさんいてもおかしくない環境だということです。

エウロパもエンケラドスも間欠泉があり、海の水が表面から吹き出すことがあります。

現地に行ってその水を採取し持ち帰ってくる探査機「はやぶさ」のような計画が検討されていますので、地球外生命の存在はこうした探査で決着がつくかもしれません。

【3】「宇宙人なんていない」

太陽系に地球外生命の存在は期待できます。とはいえ、科学者のなかには、「宇宙人はおろか、地球外生命さえもいやしない」と考えている人もいます。

「そんなの夢がなさすぎる!」と思う人に知っていただきたいのは、「僕らは宇宙における生命を1種類しか知らないということ」です。人間以外にも、鳥、猫、虫、植物……いろいろな生き物がいるように見えても、地球生命は1種類しかいないのです。
 
どういうことなのでしょうか? じつは、地球にいる生き物はすべて親戚で、元をたどると、共通の祖先にたどりつきます。その証拠に、地球上のすべての生物は、共通するメカニズムで生きています。

地球上の生物に共通するメカニズムとは

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