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【驚愕】「地球以外に"生命体"いる」納得理由3つ 「宇宙人文明は36個もある」という研究論文も

東洋経済オンライン / 2024年8月9日 11時0分

どんなメカニズムなのかといいますと、簡単にいえば、本(DNA)にいろいろな設計図(遺伝子)が書いてあり、世話人(RNA)が設計図をコピーして工場(リボソーム)に届け、その設計図をもとに部品(タンパク質)がつくられるという仕組みです。

生物学の専門用語で「セントラルドグマ」といいます。じつは、微生物も人間も、みんな共通する仕組みで生きているのです。

問題なのは、その地球生命の「起源」。

私たちの先祖を根本までたどった「地球で最初の生命」が、どのようにして生まれたのかは、謎に包まれています。

宇宙の生命だけでなく、地球の生命も、その誕生のメカニズムは謎。宇宙で生命が誕生することが、必然なのか、偶然なのかもわからないのです。

火星や衛星の海に微生物さえもいなければ、生命は誕生すら難しいかもしれません。逆に予想外に進化した生き物がいれば、生命の誕生も進化も特別なことではないのかもしれません。

「宇宙人」は「科学の視点」で迫ると、実に面白いテーマ

宇宙のいろいろな場所で生命が見つかるようになれば、生命は「ありふれた存在」ということになります。

「地球以外の場所でどんな生命が見つかるのか、あるいは見つからないのか」によって、地球生命の意味合いが変わってきます。

もちろん、宇宙において生命がありふれたものだとしても、地球生命が尊いものであることには変わりはありません。

地球生命と宇宙生命の謎は、絡み合っています。

「自分の身の回りにいる生き物たちについて深く知ることが、宇宙人がいるかどうかの謎を解くカギになる」

そう思うと、目に映る景色の見方が変わりませんか?

「宇宙人」は、科学の視点で迫ると、じつに面白いテーマなのです。

井筒 智彦:宇宙博士、東京大学 博士号(理学)

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