自分は「努力を楽しめる」タイプかわかる質問8つ 努力を楽しめる人とそうでない人の差とは?
東洋経済オンライン / 2024年8月10日 17時0分
それでは、上記のそれぞれの質問に、「1点=強く反対」「2点=やや反対」「3点=どちらでもない」「4点=やや賛成」「5点=強く賛成」の5段階で回答してみてください。*印(①と③)は逆転項目なので、「5点=強く反対」「4点=やや反対」「3点=どちらでもない」「2点=やや賛成」「1点=強く賛成」とします。
最高だと40点、最低だと8点で、点数が高いほど達成動機が高いということになります。
達成動機が高い人は、自分の能力を高め、目指すものに到達するための努力を惜しみません。周囲からは「いつも目標を持って頑張っている人」というイメージを持たれているに違いないでしょう。「努力を苦に思わない人」「常にチャレンジしている人」というタイプです。
一方、点数が低かった人は、努力を楽しいと思ったことはあまりなく、努力することを途中でやめてしまった経験があるかもしれません。
どうすれば、努力を「楽しく」感じるか
達成動機の高い人の特徴である「能力を向上させたいからやる」は、「内発的動機付け」というものに分類されます。内発的動機付けは、自分の内面から湧き上がる「やる気」であり、対になる「外発的動機付け」は、金銭報酬や他人からの称賛、評価など、自分以外のものから与えられる「ご褒美」です。
内発的動機付けが努力の継続に重要な役割を果たすことを示した日本の研究があるので紹介しましょう。
この研究では、約500人の労働者を対象に、運動継続状況と継続の理由をアンケート調査し、「運動をほとんどしていない」人と「運動を6カ月以上続けている」人の違いを明らかにしました。
アンケートでは、運動を継続する様々な理由を挙げ、それぞれの項目について「1点=全く当てはまらない」から「5点=とても当てはまる」の5段階で回答してもらいました。
運動非継続群(運動をほとんどしていない人)には「もし運動を実施すると仮定した場合、継続する理由として当てはまるもの」を回答してもらいました。
結果を見ると、例えば「健康や病気の予防にいい効果があるから」や「運動で体力を維持、改善したいから」といった項目は、継続群と非継続群の双方で上位にランクインしており、しかも両群の間に差はありませんでした。運動をしている人もしていない人も、健康を理由とした運動の継続はよくあることと考えているようです。
両群の間で差が大きかった上位5項目、つまり運動を継続している人はよく選んだが、運動をしていない人は選ばなかった項目は、「運動そのものが楽しいから」「運動しないと落ち着かないから」「達成感が味わえるから」「自分の居場所があるから」「距離や回数、記録など達成したい目標があるから」で、これらは全て自分発信の理由、つまり内発的動機付けであることがわかります。
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