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「申込は7日で100人」なのに彼女が成婚できない訳 「1つひとつがトラウマ」と話すその理由とは?

東洋経済オンライン / 2024年8月15日 10時0分

婚活にとって大切なこと。それは、負の感情は切り捨てることだ。

結婚相談所のお見合いでは、お見合いの席での連絡先の交換はしない。不成立になったら、連絡先も聞かないまま、もう二度と会うことはなくなる。

交際になれば、電話番号やLINEなどの連絡先を交換するのだが、交際終了になると電話番号は着信拒否をして削除、LINEはブロックをして削除をするのが決まりとなっている。

ということは、交際を辞退した相手、交際を終了した相手とは、もう連絡を取り合うことも、会うことはないのだ。もしも街で偶然に出くわしたとしても、そこであいさつをしたり、言葉を交わしたりすることもないだろう。またその偶然は、極めて確率が低い。

つまりは、もう自分の人生には何の関係もない相手なのだ。

婚活での嫌な思いをどんどん沈殿させていけば、心身が疲弊して、新しいお見合いをするのが憂うつになってくる。

交際終了になった時点で、嫌な思いはそこに置いてくる。“過去のこと”と断ち切って、新しい出会いに向かうようにすると、婚活疲れを起こしにくくなる。

また、仲人として現場に関わっていると、婚活疲れを起こすのは、男性よりも女性のほうが圧倒的に多い気がする。男性が婚活をやめるときというのは、“婚活に疲れた”というよりも、結婚をあきらめた、結婚することに魅力を感じなくなったときではないか。

女性に婚活疲れが多い理由

では、なぜ男性よりも女性が婚活疲れを起こしやすいのか。それは、結婚に対する考え方が男女では違うからだろう。

女性は、お見合いから交際に入り、結婚に向かう過程で気持ちや感情を大切にする。自分を理解してくれた人、自分が好きになった人と結婚をしたいと思っているので、デートをしながらも常に、“自分は本当にこの人が好きか”“この人と結婚できるか”と、自分の気持ちを確かめながら、前に進もうとする。

なので、嫌な感情を相手から受けると、それをいつまでも忘れることができない。

また、誰とでもいいから結婚したいわけではなく、自分が好きになった相手と結婚をしたいと思っているから、そうした相手が現れないと、だんだんと婚活に疲れていく。

対して、男性は、結婚という形を手に入れるにはどうしたらいいか、結果にこだわった活動をする人が多い。

婚活サイトに登録した当初は、きれいな女性にばかり目がいき、そこに手当たり次第お申し込みをかけるのだが、総スカンをくらうと、自分が受けてもらえそうな相手へと、条件をどんどん広げてシフトしていく。

そうして、お見合いを繰り返し、最終的には、結婚という目的を達成するために、自分と結婚をしてくれる女性を選ぶ傾向にある。

“婚活疲れた”と感じたときには、過去の嫌な感情を一旦切り捨てることを考えてみてほしい。疲れたと感じたときは、一旦婚活を休むことも大切なのだが、出会わなければ結婚はないので、負の感情をうまく切り捨てる術を身につけるといいのではないか。

鎌田 れい:仲人・ライター

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