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JR改札そば「420円・そば朝食」でお腹ギチギチの朝 炭水化物同士の組み合わせで、大満足の食べ応え

東洋経済オンライン / 2024年8月17日 8時0分

その抜群の立地から、移動のついでに立ち寄りやすく、時間に余裕がないときの食事にぴったりです。

5分もあれば食券を購入してカウンターで商品を受け取れますし、おそばは食べるのにも時間がかからないので、「腹ペコだけど飲食店に立ち寄る時間もないし、コンビニで買ったとて食べる場所もない」という八方塞がりな状況を打破して、お腹をほどよく満たしてくれます。

「いろり庵きらく」の看板には「生蕎麦と自家製かき揚げ」の文字が躍ります。

生蕎麦は「きそば」と読むとつなぎなしの十割そばを指しますが、こちらは「なまそば」と読むのが正解。ゆで麺を湯通して提供するのではなく、生のそばをお店でゆでているため、そば本来の美味しさが楽しめます(一部店舗除く)。

「そば専門店なんだから生蕎麦を使うのは、当然なんじゃないの?」と思うかもしれませんが、立ち食いそば店はスピード重視のため調理時間が短くてすむように、あらかじめ湯通ししてあるゆで麺を使用しているお店も多いようです。駅ナカで本格そばを食べられるって、ちょっと贅沢でいいですよネ。

「抜群の立地と、こだわりの生蕎麦、もしやお値段お高めでは?」と、案ずることなかれ。「いろり庵きらく」のかけそばの価格は税込400円。そばチェーン御三家の「ゆで太郎」のかけそばは税込430円、「名代富士そば」は税込420円、「小諸そば」は税込370円なので、なかなか良心的な価格設定です。

コスパ抜群、具材たっぷりの朝食そば420円

そして、そのかけそばにプラス20円するだけで、食べられる超お得(朝お得!?)なメニューが、朝食そば税込420円です。

ちなみに山菜そばの単品価格が税込530円で、月見そばが税込500円、わかめそばが税込480円でした。全部乗せで420円というのは、かなりのコスパです。

生蕎麦の麺は、細めで柔らかく喉越しがなめらか。蕎麦粉のツブツブ感やコシは弱めで、つるつるとした食感で食べやすい。だしは関東風で、かつおと醤油の風味が効いています。でも塩気は強すぎず、甘めの味付けでこちらもまた食べやすく、癖のないおいしさです。

トッピングは、ねぎ、わかめ、温泉たまご、山菜の水煮。とりとめのない組み合わせながら、どれもおそばの具材の定番ばかりなので、合わないはずがありません。

わらびにきくらげ、たけのこなど、シャキシャキした歯ごたえと、独特の苦味を感じさせる山菜ミックスは山の香り。わかめはぷりぷり食感で磯の香り。山と海の共演を、温泉たまごがまろやかにまとめます。

たぬきうどんと明太子ご飯セット480円

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