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JR改札そば「420円・そば朝食」でお腹ギチギチの朝 炭水化物同士の組み合わせで、大満足の食べ応え

東洋経済オンライン / 2024年8月17日 8時0分

税込480円の明太子ご飯セットは、冷たいうどんをセットにしました。お茶碗に軽くよそった白米にきざみのりを敷いて、明太子をオン。ほかほかごはんと明太子の相性は抜群です。明太子のピリリとした辛さと、白米の甘みの相乗効果で、お箸が進みまくります。

セットの天かす入りのたぬきそばですが、今回は冷たいうどんにチェンジしてみました(関西では、はいからうどんと呼びます)。ざるそば用のそばつゆがかかったぶっかけうどんが、広口で浅めの大皿に盛り付けられています。

天かすとうどんを、お箸でざっくりと混ぜてそばつゆにからめて食べます。うどんは硬めのゆで加減で、コシは弱めのあっさりした味わいでした。

天かすはサクサク香ばしい部分と、そばつゆが染みてジュッと口の中でとろける部分が混じり合い、シンプルながら食欲をそそる味わいです。途中で七味をかけたり、すりごまをかけたりと、味変を楽しみながらフィニッシュ。

炭水化物同士の組み合わせで、大満足の食べ応えです。お腹はしっかり満ちてパワーがみなぎり、今日も1日頑張れそうです。野菜や肉など、足りない栄養バランスはお昼ご飯以降で補填することにしましょう。

改札そばの店舗でそばモーニング

筆者が利用したのは、オタクの聖地と称される電気街の駅にある改札すぐそばの店舗です。

キャパは20人ほどで、店内にはいす席と立ち食い席の両方が設置されています。細長い店内の入り口側はいすなしの立ち食い席、奥はいすありのカウンター席になっていました。

お盆の朝9時、駅構内の人はまばらながらお店はそこそこ繁盛しており、つねに10人前後とにぎわっています。利用客のほとんどが1人客でほぼ男性なのですが、つねに2〜3人の女性客がいるのが印象的でした。

モーニングめぐりを日課とする筆者ですが、そばチェーンや牛丼チェーンで、女性が1人で利用している場面に巡り合わせることはめったにありません。たった数人といえども、朝からそばチェーンを女性客が利用しているというのは、実はかなりのレアケースです。

【その他の画像も】「朝から炭水化物でお腹ギチギチ…」「でも意外と具だくさん?」。いろり庵きらくの「420円・朝食そば」はこんな感じ

改めて眺めると、明るい店内に、白木調の家具、丸いすではなく背もたれのついたカウンターチェア、白地に赤で絵付けされた陶磁器の食器など、端々に和食ファストフードが持つ、独特のジャンク感を排除する心配りのようなものが感じられます。

「こういう小さな積み重ねが、女性客でも入りやすい店作りにつながっているのかもなぁ」と、マーケティングに感心する朝です。

その他の写真

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

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