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ChatGPTだけじゃない!生成AIを今学ぶべき理由 進化し続けるChatGPT、Gemini、Claudeの現在地

東洋経済オンライン / 2024年8月21日 11時0分

なぜ今、生成AIの活用が必須なのでしょうか(写真:metamorworks/PIXTA)

生成AIの登場は、私たちの生活だけでなく、ビジネスの在り方を根本から変える力を持っています。AIやデータサイエンスの知識がビジネスパーソンにとって必須となる今、生成AIをいち早く理解し、活用することが、これからのキャリアを左右する重要なカギとなっています。

本記事では、NRIデジタル・藤田一樹氏の『0から始めるAI・データサイエンス超入門』より一部を抜粋・再構成のうえ、なぜ今、生成AIの活用が必須なのか、生成AIがもたらすビジネスへのメリットについてChatGPT、Gemini、Claudeといった代表的な生成AIサービスを用いて解説します。

AIの歴史を変えたChatGPTの登場

2022年11月、アメリカのOpenAI社が発表した「ChatGPT」の登場は、私たちの日常にAIが浸透する大きなきっかけとなりました。ChatGPTは、まるで人間のように自然な会話ができるチャット形式のサービスです。簡単な質問を入力するだけで、AIが高精度な回答を自然な文章で返してくれます。

【ひとめでわかる】従来の識別AIと新しい生成AIの違い

このChatGPTの登場は、AIの歴史における大きな転換点となりました。従来のAIは、主に画像認識や音声認識など、特定のタスクに特化したものが主流でした。しかし、ChatGPTは、人間のような自然な文章を作成できる能力を持つ生成AIとして、世界中に衝撃を与えたのです。

ChatGPTの進化は止まることなく、日々新しい機能が追加されています。テキストだけでなく、画像や音声など複数の種類のデータを同時に処理できる「マルチモーダル」への対応も進んできました。画像認識機能を使えば、画像の内容を理解し、チャットで質問に答えることも可能です。また、音声認識機能を使えば、音声でのチャットも可能になりました。

音声チャットによって、まだ文字を書くことのできない3歳の子供でも、AIを活用できるほど身近な存在へと変化を遂げた生成AIサービスが、私たちの生活やビジネスを大きく変革しようとしているのです。

日本語性能No.1 Google Gemini

生成AIの競争において、ChatGPTの強力なライバルとして注目されているのが、Googleの「Gemini」です。本場アメリカでは、Gemini(ジェミナイ)と呼ばれていますが、日本ではGemini(ジェミニ)と呼ばれ、ChatGPTに次ぐ人気の生成AIサービスとして活用されています。

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