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「夜、トイレのため目が覚める」が超キケンな実態 夜間頻尿が大病のシグナルになっているかも

東洋経済オンライン / 2024年8月26日 10時0分

このように、夜間頻尿は様々な病気・事故と関係が深い、私たちにとって身近な症状と言えます。たとえばその症状は、前立腺肥大、肥満、睡眠時無呼吸症候群などと関係が深いことがが一般に知られています。

ただし前立腺肥大は、以前は夜間頻尿と結びつけられていましたが、実際にはそれほど関係は強くないようです。睡眠時無呼吸症候群の患者さんが、CPAPという治療を続けていたら、一番はっきりしたのは、夜間頻尿が治ったことだと言っていました。

歳のせいと諦めずに、主治医としっかり話し合いを

いずれにしても、夜間頻尿というのは、単に年齢的な変化ということではなく、さまざまな病気が原因になっている可能性があるわけです。

さらにその原因となる病気は、泌尿器科の病気だけでなく、内科系の病気や治療薬も関係してきます。各診療科にまたがる病気であるために、そこが診断を難しくしてしまうのです。

やはりこういうときに役立つのは、長年患者さんを診てきた主治医の役割が大きいように思います。少なくとも歳のせいと諦めずに、主治医としっかり話し合いをして、原因を考えていくことが大切でしょう。

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アルファポリスビジネス編集部

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