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「しょせん他人事」描く炎上事件の"リアルな過程" 中島健人演じる弁護士がSNSの誹謗中傷と戦う

東洋経済オンライン / 2024年8月30日 14時0分

『しょせん他人ごとですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(写真:番組公式Xより引用)

今夏は芸能人やスポーツ選手のSNS炎上騒動が続いた。そんな中で、夏ドラマ『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(テレビ東京系)が注目を集めている。

【写真】中島健人演じる弁護士が、SNS上の誹謗中傷と戦う。写真は場面シーン

本作は、 “しょせん他人事”をモットーにし、ネットトラブルの訴訟を得意とする弁護士・保田理(中島健人)が主人公。SNSの誹謗中傷や、悪意のあるデマなど、誰もが“しょせん他人事”だと軽い気持ちで見る炎上事件を、リアルかつ詳細に描き、安易な匿名発信や情報拡散に対する警鐘を鳴らしている。

そんなドラマの各回では、主婦やアーティスト、喫茶店の店主など、保田の元にさまざまな案件が舞い込む。

※以下、1話から5話のネタバレがあります。ご注意ください。

誹謗中傷を書き込まれた主婦ブロガー

第1話では、ネットで事実無根の誹謗中傷を書き込まれたうえ、個人情報までさらされて精神的に不安定になってしまった人気主婦ブロガーの桐原こずえ(志田未来)が保田を頼った。

保田が訴訟に向けた手続きをはじめると、情報開示請求から同じマンションに住む主婦による書き込みだと判明。内容証明郵便での謝罪と慰謝料請求を経て民事裁判に進んだ。ところが誹謗中傷の書き込みをした主婦は分割払いの慰謝料の支払いに合意はしたものの、やがて滞納するように。

そこで保田は裁判所による動産執行手続きに進む。執行官が自宅を訪れ、財産を差し押さえする大事になり、主婦がそれまで家族に隠していた誹謗中傷行為のすべてがバレてしまった。その顛末が2話にわたって詳細に映し出されている。

第2話後半から第3話では、きょうだいアーティストユニットによる中学生時代のいじめ動画だとされる映像がネットで拡散されて炎上。しかし、この動画はまったくの別人による動画で事実無根だ。兄の双葉リオ(野村周平)は、誹謗中傷と徹底的に戦うことを決意。拡散した全員を特定しようとし、プロバイダーからの意見照会が拡散者の元に届く。

その拡散者の1人が、会社のPCから中傷コメントを付けてリポストしていた広告代理店の部長(小手伸也)。誹謗中傷した行為は、会社にも家族にもバレて職を失い、家庭での立場はなくなってしまった。

第4話では、保田がネットトラブルに深く関わるようになったある事件が物語のメインに。

店主の柏原麻帆(片平なぎさ)が切り盛りする喫茶店は、スイーツにプラスチック片が混入していたという画像とともに店の電話番号が拡散され、誹謗中傷を受けるように。

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