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「数値化するほど成果が出ない」日本企業の深刻盲点 「局地」と「短期」で相性が悪い数値化を有効活用

東洋経済オンライン / 2024年9月2日 10時0分

あなたが仕事で扱っている時系列データを定点観測するとしましょう。もし期間が1カ月くらいであればそれほど苦にはならない仕事でしょう。変化や傾向を見つけることも楽しいはずです。しかしこれを1年間ずっと続けなければならないとしたら、かなり億劫に感じる仕事になるのではないでしょうか。数値を使った定点観測や業務改善は短期で設計し、その間に結果を出してしまうことが鉄則です。

「局地戦」と「短期戦」という2つのキーワードに共通するのが、(くどいようですが)そもそも数値というものは人間との相性が極めて悪いという前提です。

扱わなければならない数値が増えれば増えるほど人間は不快になり、パフォーマンスが落ち、成果を得ることから遠ざかります。

数値化は良薬にもなれば毒にもなり、武器にもなれば凶器にもなります。積極的に数値化しているにもかかわらず成果が出ないと悩む人は、ぜひこの点を見直してみてください。

深沢 真太郎:BMコンサルティング代表取締役、ビジネス数学教育家

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