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新iPhone「機種変更」に備えるデータ移行の段取り すんなりと新端末を使い始めるために必要なこと

東洋経済オンライン / 2024年9月9日 15時0分

最新のOSにアップデートすれば、新しいiPhoneを横に置くだけで自動的に「クイックスタート」でデータ移行できる(筆者撮影)

iPhone→iPhoneのデータ移行はとても簡単。とはいえ、年々移行の仕様が変更されている部分もあるし、どうすればいいの?と不安に思っている方もいるだろうから、あらためておさらいしておこう。

【写真で見る】iPhoneからiPhoneへのデータ移行の手順

「クイックスタート」が、さらに進化して便利に

iPhoneのデータ移行は、とても簡単になっている。今は、ワイヤレスでの直接転送である「クイックスタート」が一番簡単。

他にも、iCloudやパソコンにバックアップを取って、そこから書き戻すという手段もある。それらの手段については後ほど述べるとして、まずは、一番簡単なクイックスタートについて説明しておこう。

まずは、下準備。

移行中はどちらのiPhoneも使えなくなるので、少なくとも数時間はiPhoneを使えなくても大丈夫なタイミングに移行しよう。移行後、アプリのダウンロードなどを行うので、セルラーの契約が無制限でないのなら、Wi-Fi環境のある場所で。また、移行の途中に電池が切れるようなことがあると、大きなトラブルの原因になるので、満充電にして、できれば電源に繋いだ状態で移行しよう。

また、言うまでもないが、移行元のiPhoneのデータ量が、移行先のiPhoneのストレージ容量より小さくないと移行できない。現在のiPhoneのデータ量を確認して、次のiPhoneを入手しよう。

何かのトラブルが発生する可能性もゼロではないので、その後のスケジュールがタイトでない余裕のある時間に行うというのも大切なポイントだ。

「クイックスタート」はiOS 12.4以降で利用できるが、移行元のiPhoneもなるべく最新に近いOSにしておいた方が移行でのトラブルは発生しにくいので、事前にアップデートしておこう。現在最新のiOS 17や、もうすぐ公開されるであろうiOS 18にアップデートできるのはiPhone XS/XR以降、iPhone SE2以降だ。

データは移行されるが、アプリなどは後でダウンロード

準備ができたら、新しいiPhoneと古いiPhone、両方の電源を入れて両者を近づける。すると、古いiPhoneが、新しい未設定のiPhoneが近くにあることを感知して「このアカウントを移行しますか?」というメッセージを表示する。

そこで「続ける」をタップすると、データ移行のプロセスが始まる。

新しいiPhoneには青いドットの集まったアニメーション(パターン認識コード)が表示されるので、それを古いiPhoneのカメラで捉える。これで、物理的にどのiPhoneからどのiPhoneに移行するのかを決定するというわけだ。

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