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堀江貴文「これから日本の生産性は上がるはず」 働くとはお金を「稼ぐ」ではなく「使う」ことだ

東洋経済オンライン / 2024年9月9日 10時0分

高橋:そうですよね。堀江さんは好き勝手やってますよね。ロケットを作ったり、ラジオ局を買ったり……。

堀江:純粋に儲けのことだけ考えると、同じことをずっと続けていた方が稼げるんですよ。

高橋:そう。だから、お金はもう稼ぐ時代じゃなくて使う時代なんです。

堀江:そういえば、最近、CTスキャンを買いました。ロケットのタンクを作るときに円周溶接をやるんですけど、それがめちゃくちゃ難しい技術なんです。そして、溶接した部分が圧力に耐えられるかどうかを非破壊検査しなきゃいけない。そのために産業用のCTスキャンを買いました。

高橋:今、堀江さんがしゃべっていた時の表情って、10歳の子供がプラモデルを作っていて楽しいと喋っているのと同じような表情でしたよ(笑)。

堀江:あと、ロケットを飛ばす時に海上を監視するために監視船を出さなきゃいけないんだけど、海が荒れていると監視船を出せないんです。でも、それで打ち上げられないということになったら嫌だから、「じゃあ、(海の荒れを空から見るために)飛行機を買うか」って飛行機を買いました。

それで、1500万円くらいの中古のセスナを買ったんだけど、買った時はちょっと嬉しかったな。あと、消防車も買った。ロケットエンジンの燃焼試験中に火災が発生した場合、消火するためにポンプ車が必要なんです。それで、払い下げの消防車が売られていたから「じゃあ、買うか」って。

高橋:消防車を買うって、子どもの夢だよ。本当に。そういえば僕も入社6年目くらいの頃に、衝撃映像を作る番組をやっていたんです。で、僕は風呂が大好きだから、軽トラを買ってその後ろの荷台に風呂を作って、日本一周して絶景で風呂に入るという企画を作りました。富士山の見えるところで風呂に入るとか。あれは楽しかったなあ。

――2023年3月発表のデータですが、転職した理由の1位は「収入」です。高橋さんは、ABEMAの収入だけを比べると転職前より増えているんですか?

高橋:ABEMAに入る時に「テレ東と同じくらいはいただきたい」とお願いしたので、トントンくらいじゃないですか。

――「GO」の代表でクリエイティブディレクターの三浦崇宏さんが1年前に「高橋さんは1年後に年収6000万円くらいになっている」って言ってましたけど。

高橋:年収6000万円も行くわけないじゃないですか(笑)。僕がやってるユーチューブチャンネルは持ち出しが多いんですよ。

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