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iPhone 16実機に触れて感じた"新ボタン"の妙味 「カメラコントロール」の操作がかなり面白い

東洋経済オンライン / 2024年9月10日 23時50分

アップル本社内にあるスティーブ・ジョブズシアター(筆者撮影)

今年も新しいiPhoneが発表された。昨年と同じく4モデル構成になったが、クパティーノにあるアップル本社での発表会後に行われたハンズオンイベントから、特に「iPhone 16シリーズ」がどう変わったかをお伝えしたい。

【写真で見る】新たなボタン「カメラコントロール」でズーム操作をしているところ。使っているうちに「操作」の考え方が変わってくる。

新色追加もテイストやサイズは変わらず

ざっくり言えば、現在のiPhoneの構成は「ハイスペック機と普及機」「大画面モデルとそうでないもの」の掛け合わせになっている。

普及機が「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」、ハイエンド機が「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」であり、それぞれ画面サイズが異なる。

カラーはiPhone 16系がポップなトーンであり、iPhone 16 Pro系2ーはチタンの色味を生かしたメタルなトーン。カラーの入れ替えやテイストの変化はあったものの、モデル構成の考え方は同じだ。

色味的には、iPhone 16は正常進化に感じる一方、iPhone 16 Proは「チタン」だけで推せた15 Proから、少しテイストを変えてきたようには思う。新色の「デザートチタニウム」は、実物を見ると噂されたほど地味なものではなく、けっこう見栄えのする派手めの色合いだ。

サイズは、iPhone 16 Pro Maxを除き、iPhone 15シリーズとさほど変わっていない。iPhone 16 Pro Maxは画面サイズが6.7インチから6.9インチへと若干大きくなったため、サイズも数ミリレベルだが大きくなっている。重量も若干だが重くなった。この辺は「比べればたしかにわかるが、単体で見るとあまり違いがわからない」レベルかもしれない。

Apple Intelligenceを意識し機能刷新

カメラ以外の機能面で見ると、iPhone 16系統と16 Pro系統では似通った部分が増えた。

昨年のiPhone 15系は、「プロセッサーの選択」「アクションボタンの追加」など、iPhone 15 Pro系に新しい機能が追加されていく傾向にあった。

しかし今年は、プロセッサーやカメラの性能に差こそあれ、「できること」という意味で、iPhone 16系とiPhone 16 Pro系の差は小さくなった。

理由は「Apple Intelligence」だ。

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