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新iPhone 16シリーズはどのモデルが"買い"か Apple Intelligenceが使えるのはしばらく先だけれど…

東洋経済オンライン / 2024年9月11日 10時0分

(写真:アップル)

日本時間の9月10日午前2時にアップルが新製品発表会を行いiPhone 16シリーズを発表した。では、このモデルがお買い得かどうか? 今買うとしたら、どれを買うのがいいのかを解説していきたい。

【一目でわかる価格】iPhone14から最新のiPhone 16シリーズまで(2024年秋)

予算に応じた「購入作戦」を考えよう

まず、現在アップルのサイトで購入できるiPhoneの価格表はこちら。

新しいiPhoneは、6.1インチのスタンダードモデル「iPhone 16」、6.7インチの「iPhone 16 Plus」、チタンフレームを持ちより高性能な6.3インチモデル「iPhone 16 Pro」、そして最上位となる6.9インチの「iPhone 16 Pro Max」の計4機種となる。

日本での価格は、円安傾向が少し落ち着いたことを反映して去年のiPhone 15シリーズ発売時と同じになっている。

日本ではiPhoneは猛烈な勢いで値上がりしている印象があるが、アメリカではスタンダードモデルの最低ストレージモデルが799ドル、Proモデルの最低ストレージモデルが999ドルというのはここ数年来(iPhone Xの2017年から)ほぼ変わっていない。

つまり、“高いiPhone”というのは円安の影響であることが分かる。円安が落ち着けば、iPhoneの価格も落ち着くことだろう。とはいえ、現状は高値安定だが。

今年は、スタンダードモデルの価値が大きい

今年のiPhoneはスタンダードモデルであるiPhone 16/16 Plusを選ぶメリットが大きい。

昨年は、上位のProモデルがA17 Proというチップセットを搭載したのに、iPhone 15/15 Plusは、前年のモデルと同じA16 Bionicが搭載された。一般利用には十分ではあったが、やはりその年のアップデートが入っていたほうが嬉しい。

iPhone 16はCPUパフォーマンス(処理全般)において、iPhone 15より30%速く、GPUパフォーマンス(画像描画性能)において、40%速いとアップルは発表している。グラフにも出ている通り、過去のモデルチェンジより大幅なステップアップとなっているはずだ。

今年のiPhone 16/16 Plusは、A18という新世代のチップセットを搭載している。台湾のTSMCの工場での製造できる第2世代の3nmテクノロジーで作られたチップセットだ。iPhone 15/15 Plusが4nm世代であるのと比べると、2年分の差があるといえる。

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