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駅名で知名度抜群「東武動物公園」どんなところ? 広大な「ハイブリッド・レジャーランド」の裏側

東洋経済オンライン / 2024年9月12日 7時0分

東武動物公園駅から徒歩10分で東側の入場ゲートに着く。その先に広がるのは……(撮影:鼠入昌史)

みなさん、東武動物公園を知っていますか――。

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たとえば東京都心の人たちにこんな質問をしたら、だいたいの人は「知ってるよ、埼玉の北のほうにある駅でしょ」などと答えるにちがいない。

もちろんそれはその通り。東武スカイツリーラインの終点は、東武動物公園駅だ。スカイツリーラインと直通運転をしている地下鉄日比谷線・半蔵門線、東急田園都市線にも「東武動物公園行き」という電車が走っている。だから知名度はなかなかに高い。

"実際の"東武動物公園は…

そんな楽しそうな名前なのだから、もちろん駅の近くには、あの耳に残るテーマソングでおなじみ、「ハイブリッド・レジャーランド」を冠する東武動物公園がある。

【写真】普段は見られない、コースターの整備風景や頑丈な柵で仕切られたゾウの飼育エリア。意外に知らない「ハイブリッド・レジャーランド」の裏側(21枚)

1981年にオープンした、その名の通り東武グループの動物公園だ。駅が杉戸駅から改称したのも1981年のこと。西口から歩いて10分ほどのところにある。

東武動物公園は、東西に細長く、東と西にそれぞれあるゲートの間の距離は約2km。つまり、園内を端から端まで歩いたら30分はかかるということだ。これは脇目も振らずに歩いたら、という時間だから、くまなく回って楽しみ尽くしたら、1時間2時間どころか丸一日使っても足りるかどうか。むやみやたらに歩いても、とうていその魅力の本質を見つけることは難しい。

というわけで、今回は東武動物公園を運営する東武レジャー企画の鈴木瑛斗さんに園内を案内してもらった。どんなところなんですか?

遊園地と動物園

「東武動物公園は、ちょうど真ん中あたりにある観覧車を境にして、だいたい東側がアトラクションのある遊園地、西側が動物園に分かれています。いちばん西にはプールもあって、夏休みシーズンにはたくさんの方でにぎわいます」(鈴木さん)

遊園地エリアには、定番のローラーコースターからメリーゴーラウンド、お化け屋敷などのアトラクションがずらり。昔ながらのメリーゴーラウンドは、ドラマなどのロケにも使われるという。

もともとは沼地だったらしく水辺も多く、そこではスワンボートなども楽しめる。子ども向け、0歳から楽しめるアトラクションも用意されている。そんな中、鈴木さんがすすめるのはやはりローラーコースター。

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