駅名で知名度抜群「東武動物公園」どんなところ? 広大な「ハイブリッド・レジャーランド」の裏側
東洋経済オンライン / 2024年9月12日 7時0分
そろそろ動物園ゾーンにも足を延ばしてみよう。動物園ゾーンの目玉は、なんといってもホワイトタイガーだ。入場ゲートの正面にもホワイトタイガーのお顔があしらわれていて、関東地方では東武動物公園だけで見ることにできるという“レアな動物”なのだ。
取材で訪れたときは、ちょうど保育園か幼稚園か、子どもたちが見学にやってきていた。
バックヤードをのぞかせてもらうと、飼育員さんがホワイトタイガーに肉をあげ、そこで立ち上がるタイミングで子どもたちとの記念撮影中。最近はこうしたサービスも提供しているのだという。
ライオンからホタルまで勢ぞろい
動物園ゾーンには、他にもライオンからキリン、ペンギン、アザラシ、ゾウ、カバ、シカ、サル、フラミンゴ、バイソン、さらにはホタルまで……と、まあ、ありとあらゆる動物たちが勢ぞろい。
中には「ふれあい動物の森」と名付けられたエリアもあって、ここではウサギやモルモット、ヤギなどの動物にエサをあげたり触ったりすることができる。ポニーの乗馬体験コーナーもあって、小さな馬場をぐるぐると。こうしたエリアまで用意されていれば、子どもたちならば何時間いても飽きることはなさそうだ。
そんな動物園ゾーンにも、いくつか工夫が行われている。たとえば、サル山だ。
「サル山は、以前は山が1つだけだったのですが、今年春のリニューアルで2つにしました。水辺と日陰もあって、サルも少しは涼を取れるんじゃないかな、と。実際に眺めていると、滝壺に飛び込むサルもいて、動きが大きくなってなかなか楽しいですよ」(鈴木さん)
厳重なバックヤード
体重が4~7トンになるという巨大なアフリカゾウの飼育エリアも見せてもらった。
かつては柵の中に飼育員が入って世話をする“直接飼育”だったが、危険性も高く最近では行われなくなっていた。しかしそれでは、たとえば足の裏などのケアが難しい。そこで、バックヤード側に巨大な柵を設け、扉から足を出してもらってケアをすることができるようにしたのだとか。
「ゾウは長い鼻を自由自在に使います。柵から鼻だけ出してエサをつかんで食べたり、ひまつぶしに自分の糞を鼻でつかんで投げたりするんです」
ゾウの飼育員、疋田喬之さんはこう話してくれた。ゾウさんの意外な生態を知ることができるのも、動物園のおもしろいところだ。
と、急ぎ足ながら園内を巡ることができた。最近では人気アニメのコラボイベントなども行っているといい、園内のあちこちでアニメキャラクターのイラストパネルを見かけることができる。アニメのファンならば、飽きずに歩くことができそうだ。
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