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「iPhone 16」の機種選びを迷わせる"カラー展開" 指1本で複雑な撮影をこなせる「カメラボタン」

東洋経済オンライン / 2024年9月12日 15時0分

カメラコントロールは、「ボタン」ではない。

静電容量のタッチセンサーと、感圧センサー、そして感触フィードバックを備えており、押し込むと指先にボタンを押した感触が伝わるが、サファイアクリスタルのカバーは物理的に上下に動かない。

カメラコントロールは、半押しと全押し、という2段階の押下と、スワイプ操作を行うことができる。この操作方法を使って、半押しで機能選択、スワイプで調整、そしていつでも全押しすればシャッターが切れる、という操作性を提供する。

この操作方法は、多くの人がするように、片手でカメラを構えたときに、明るさやズーム、カメラ切り替え、背景のボケ具合の調整といった調整を、指1本でこなすことができるようになる。

しかも、この「指1本」というのが、右手で縦に構える場合は親指の位置、右手の小指と人差し指で端末を挟んでの片手持ちをする場合の人差し指の位置に当たっており、特別な持ち方に変えなくても、自然に操作できるのだ。

特に半押しの感触に慣れが必要だが、1分もかからずすぐにコツが理解できるだろう。そのうえで、
・ カメラコントロール半押しでカメラ起動
・ 全押しでシャッター(カメラ起動状態ならいつでもシャッターが切れる)
・ (カメラを起動している状態で)半押しで設定状態
・ カメラコントロールのスワイプで、設定項目を調整
・ 素早く2度の半押しで、設定項目の選択

といった操作を切り替えることができる。

そのため、片手で構えていても、露出調整、背景のボケ調整、倍率切り替え、カメラ切り替え、フォトグラフスタイル(写真の色みなどの仕上がり)といった設定を指1本で操作できる。

また全押しすればいつでも写真が撮れるため、設定を変えながら何パターンも撮影する、という複雑な操作も、指1本で1秒に1枚のペースで行える。

iPhoneのカメラに慣れてくれば、明るさやフォーカスなどを調整しながらの撮影を取り入れる人も多いだろう。しかしこれまでタッチパネルでの操作が必要だったため、どうしても片手で構え、空いた手で操作するという、両手が必要だった。

これが片手でこなせるようになり、iPhoneのカメラの操作性は劇的に向上する。

カメラ体験の充実は、相当強い

カメラ機能で選ぶなら、iPhone 16 Proを検討している方も多いだろう。
これまで、大画面モデルにのみ、光学5倍カメラが用意されてきたが、iPhone 16 Proシリーズでは、6.3インチモデル・6.9インチモデルの双方に、5倍カメラが搭載された。

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