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「iPhone 16」の機種選びを迷わせる"カラー展開" 指1本で複雑な撮影をこなせる「カメラボタン」

東洋経済オンライン / 2024年9月12日 15時0分

加えて、超広角カメラが1200万画素から4800万画素に向上したため、1倍のマクロ撮影や、0.5〜1倍の倍率の画質向上が期待できる。

そしてカメラコントロールは、iPhone 16 Proシリーズにも追加された。iPhone 16よりも詳細なカメラ機能の設定が可能で、今後のソフトウェアアップデートで、シャッターボタンのような動作、すなわち、半押しでフォーカスと明るさを固定し、構図を調整して、全押しで撮影、という従来のカメラの操作性も取り入れる予定だという。

ただ、iPhone 16 Proが5倍ズームになったことで、かえってiPhone 16のキャラクターが際立ったかもしれない。

扱いやすい2倍ズームは広角カメラの中央部分を切り出すクロップで高画質を維持している。また3倍ズームは、iPhone 16でもProでも、いずれも広角カメラのデジタルズームとなる点は共通だ。

そしてカメラコントロールで明確に撮影体験の快適性が向上し、iPhoneのカメラの楽しさ、充実度が高まる。

となるとiPhone 16のカラフルなピンク・ティール・ウルトラマリンの個性的なカラーを選択なのか、落ち着いたナチュラルチタン・デザートチタンの色合いを選択するのか、というカラーでの選択になってくる。

従来通り、Proモデルで最高のカメラ性能を得る、という選択は存在する。しかしiPhone 16のカメラ体験の高さは高く、性能差を忘れるほどだった。そのため好みのカラーで選択したくなるiPhone 16。2024年のiPhone選びの難しさが増しているのだ。

松村 太郎:ジャーナリスト

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