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思考力で解ける!「東大の入試」を解いてみよう シャッター通り商店街が増えているのはなぜか

東洋経済オンライン / 2024年9月19日 17時0分

実はもう1つ、語群の中から使えるワードがあります。それが「ロードサイド」です。イオンモールが代表例ですが、通行量の多い郊外の幹線道路沿いに、大きな駐車場を完備して集客を行っている店舗のことを指します。ここが人気になればなるほど、商店街の利用者が減っていくと考えることができます。

「モータリゼーションの発展で、自家用車で駐車場を備えた郊外のロードサイドショップまで行き、買い物する客層が増えたため。」

というのが1つの解答例として考えられると思います。

この問題を解くカギは、先ほどもお話しした通り、「増加」という言葉でした。

変化を示す言葉に注意

「増加」は「変化」を指す言葉であり、「もともとは大丈夫だったのに今はダメになった」ということを示している、と解釈する必要があります。

そう考えれば、電車と車の移動の違いに気づけるわけです。

この「増加」→「変化」と捉えて問いを分解する思考のように、問題を解くための「思考の型」というものは確かに存在しています。

これを頭に入れることで、さまざまな問題に適切にアプローチすることができるようになるのです。ぜひ参考にしてみてください。

西岡 壱誠:現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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