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30代からのジュエリーは「重ねづけ」で脱マンネリ Pepper流、ブランド名品も大胆に印象チェンジ

東洋経済オンライン / 2024年9月23日 9時0分

――重ねづけというと、上級者のテクニックなイメージがあります。どんな効果があるのでしょうか。

重ねづけのいいところは、ジュエリーをカジュアルダウンできるところです。例えば、私はエンゲージリングがダイヤモンドのエタニティリング、マリッジリングはシンプルなプラチナのリング。どちらも1本ずつでつけると、いかにもブライダルリングという印象ですが、これを重ねてつけることで「ブライダル」感が薄れて、気負わないファッションジュエリーの雰囲気になります。

一連のパールのネックレスも、単体ではいかにも「冠婚葬祭」といったフォーマル感が出ますが、そこにチェーンやコインネックレスを合わせれば、カジュアルに使えるようになります。

もう1つ重ねづけのいいところは、長年愛用しているアイテムの「味変」ができるところ。Cartierの代表作「トリニティ」のリングは20代のころに購入したものですが、1本で楽しむだけではなく両隣の指に細身のゴールドリングをつけ、雰囲気を変えて楽しんでいます。

――ハイブランドのジュエリーは高価ゆえに主役にしてしまいがちですが、ほかのものと合わせることで違った雰囲気にできるんですね。

そうですね。ジュエリーブランドのビジュアルだけを見ていると、別のブランドやアイテムと合わせてもいいのか不安に思う方もいるかもしれません。手持ちのアイテムとのミックスでコーディネートに奥行きが生まれたり自分らしさを引き出せるのも、ジュエリーの楽しみ方の1つだと思います。

自分だけの組み合わせに出会うには試行錯誤も必要

――重ねづけや複数のアイテムを一緒に使うときに、押さえておくポイントはありますか。

いちばん避けたいのは「やりすぎ」感が出てしまうことでしょうか。私も常に悩んでいるところです。自宅の洗面所の鏡ではOKと思えても、いざ外で鏡やショーウインドウに映る自分を見たときに「やりすぎかも……」と思ってしまうことは多々あります。そんなときのためにも、常にジュエリーポーチを持ち歩いて、すぐに外せるようにしています(笑)。

「やりすぎ」感の原因としてよくあるのは、ジュエリーだけでコーディネートしてしまい、全身で見るとバッグや靴の金具とジュエリーが主張しあっていること。最近はジュエリーを優先してバッグや靴は金具のないものを選ぶようになりました。

ジュエリー選びで心がけているのは、自分が心地よいかどうか。つけていて重い、着脱が難しい、位置がズレやすくてそのつど直さなければならないなど、そういった使いにくさはストレスになるので購入時に確認します。

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