内臓脂肪に悩む人、やめるべき「お酒の飲み方」5つ 日本人の3人に1人は「脂肪肝」だといわれている
東洋経済オンライン / 2024年9月24日 15時0分
とはいえ、どうしてもお酒を飲みたい方もいるでしょう。肝臓は守りたいけど、どうしてもお酒をやめたくない、という方は、せめて上手にお酒と付き合うルールを設定していただければと思います。
大前提として「量を減らす」のが一番大切ですが、それ以外で私たちが絶対にやめてほしいと思うお酒の飲み方を5つ紹介します。
【その1 ノンアルコール飲料をチェイサーにする】
お酒ばかりを続けて飲まずに、水などのチェイサーを挟みながら飲む。これだけなら、非常によいことなのですが、チェイサーをノンアルコールビールのようなノンアルコール飲料にしてはいけません。
なぜなら、それらの商品に含まれる人工甘味料や苦味料、カラメル色素などは、肝臓に対して大きなダメージを与える可能性があるからです。
アルコールという毒素を避けて、その他の毒素を飲むようでは本末転倒です。チェイサーは、水や砂糖不使用のコーヒーやお茶、無添加のノンアルコール飲料にしてください。
【その2 脂質の多いおつまみと一緒に飲む】
「ビールと唐揚げが大好き!」という方は少なくないと思います。ですが、この組み合わせ、健康的には最悪です。先ほど、飲酒自体が二重の意味で内臓脂肪を増やす行為だと書きました。加えて油がたっぷりのものを食べたら、悪影響なのはいうまでもないことです。
ただ、空腹な状態でお酒を飲むのも問題です。糖質やたんぱく質を代謝してくれるビタミンB6が消費されてしまい、糖質などがダイレクトに中性脂肪になってしまい、結局太りやすくなる。そのため、ビタミンB1やたんぱく質が豊富な枝豆や、アルコールの分解を促進するタウリンが豊富なタコやイカなどをおつまみにするのがおすすめです。
「汗をかいた後の1杯」も我慢したいところ
【その3 筋トレの前後に飲む】
アルコールによる脱水と筋トレによる発汗の組み合わせで、体中の水分が減り、ストレスホルモン「コルチゾール」が分泌されて、筋肉の分解を促してしまいます。その他にも、男性ホルモン「テストステロン」が減って、これまた筋肉の合成が阻害されてしまいます。
筋トレは健康にとって素晴らしい習慣ですし、運動の後の一杯はとても美味しいと思うのですが、無添加のノンアルコール飲料で我慢したいところです。また、飲酒後の運動は、脱水や一時的な血圧アップなどにより、多種多様な死亡リスクを上げてしまいます。
【その4 チューハイやカクテルを飲む】
人工甘味料などの添加物や、砂糖のリスクはすでに述べた通りです。ただでさえ体に悪いお酒に、それらが含まれていたら、肝臓へのダメージは二重三重に増すことは容易に想像できるでしょう。どうしてもチューハイが飲みたい、という方は、ストレートの焼酎を炭酸水で割るプレーンチューハイにしてください。
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