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日本が誇る「キャラクター」この先バズるのは何か おぱんちゅうさぎ、んぽちゃむ、ちいかわ、そして…

東洋経済オンライン / 2024年9月26日 13時0分

このmikko charactersはメルヘンな画風で、どこか懐かしいレトロ調。LOVE FRIENDSとして4匹のキャラクターがおり、ピンクのリボンをした白い子猫のMousse(ムース)、青いリボンをした子ぐまのLatte(ラテ)、黄色いリボンをした子犬のSouffle(スフレ)、ピンクのリボンをした子うさぎのCammy(キャミー)。イラストレーターのmikkoは日本人ですが、最初は中国のSNSでブームとなり、逆輸入化で日本でも注目されたといいます。

ちょうどZ世代が小学校高学年~中学生くらいのとき、“ゆめかわ”と呼ばれる夢のようにかわいらしいファッションが流行していました。パステル系の色味を使った甘くかわいらしい世界観のファッションで、わたがし、シャボン玉、虹、ユニコーンなどのアイテムがよく使われています。2024年にデビューした韓国の5人組ガールズアイドルのILLIT(アイリット)が“ゆめかわ”でメルヘンな世界観をコンセプトにしているため、今のZ世代の女子たちにも“ゆめかわ”が再ブレイクしつつあります。mikko charactersの人気は、ILLITと似た世界観のファンシーレトロなキャラクターだからこそ、今の時代にマッチしたのだと考えられます。

このmikko charactersはグッズやLINEスタンプなども発売しているのですが、爆発的に人気が出たのは、今年4月に発売された1回500円のカプセルトイ(ガチャガチャ)でした。mikko charactersの小さな手のひらサイズのぬいぐるみが爆売れしたのです。初日で完売が続出し、発売2週間ほどで全国的な品切れになったといいます。

というのも、Z世代の女子はネイルを新しくしたときにSNSにアップします。その際に、ネイルだけを映すのではなく、ぬいぐるみを握りしめてネイルを見せるという撮り方をする傾向があります。mikko charactersのカプセルトイのぬいぐるみは、ちょうど握りしめやすい大きさのうえ、つぶらな瞳で色に主張がないため、人形のかわいさに負けずにネイルをアピールできるというわけです。そのような背景もあって、品切れとなるまで人気が出たと思われます。

また、2023年の年末に公開されたサントリー・グリーンダカラのWebCMに登場したパペットスンスンもこれから注目のキャラクターです。パペットスンスンの動画は2019年からYouTubeで上がっています。

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