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ビジネスで「スニーカー」は本当にありなのか? 足元だけカジュアルにならない合わせ方のコツ

東洋経済オンライン / 2024年9月26日 9時0分

ボトムスは細いパンツではなく、ややゆとりのあるタック入りやダブル幅の広めのスラックスなどで余裕のある大人の佇まいを表現したいものです。

ニューバランスを選ぶ中で欠かせない絶対的な名作「998」。古きよきランニングスタイルを彷彿とさせるデザインと、高い衝撃吸収性を誇る「アブゾーブソール」は1993年発売当時より多くのファンを獲得しています。レトロな見た目ながらもフォルムはややスマートなのでやや細めのパンツとも好相性です。

クラシックな足元を実現できるエントリーモデルとして最適なのがこちらの「574」。包み込むようなフィット性が魅力で、履き心地はとてもコンフォート。今作は環境にも配慮されたサスティナブルな素材を用いているため、時代との親和性も高い一足です。

足元から考える働き方改革もいいのでは?

働き方改革や多様性というキーワードから、ビジネスファッションも広く捉えられるようになってきた昨今。そんな時代だからこそ、スニーカーという足元の変化を受け入れるところから、自身の働き方をふと考え直すのもいいのではないでしょうか。

せっかく働くならば快適に仕事をしたいときもありますし、「今日のお客さんは少し装いを崩したほうが気楽に話せるかな」なんて、ビジネスファッションの幅がちょっとした武器になるかもしれません。ただ、あくまでもTPO次第なのは、ほかのアイテムやそれこそ仕事の姿勢そのものと同じこと。手札の1つとして持っていることで、「スニーカーどき」を見極めつつ日々を過ごしていきたいものです。

小林 大甫:エディター・ライター・ディレクター

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