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やよい軒「色とりどりの味噌かつ煮」味変の魅力 「時々無性に食べたくなる」「ご飯が進みすぎる」

東洋経済オンライン / 2024年9月26日 12時0分

空腹を抑えながら待ち、10分弱で無事入店。券売機で味噌かつ煮定食を注文するとともに、無限のご飯を精一杯楽しむために、単品メニューとしてやよい軒の代表メニューの1つであるから揚げ2個セットも注文します。

特に席の指定はなかったので、ご飯をおかわりするスポットの真横というベストポジションへ着席。店員さんに食券を渡し、今か今かと待ちます。卓上を眺めると、調味料の他に「離席中カード」なるものを発見。ご飯のおかわりだけでなく、店外での電話やトイレに行く際などに使うもののようです。

10分ほど待ったでしょうか、まず味噌かつ煮定食、次いでから揚げが到着しました。

見た目ほど濃くない味付け 確かにご飯がガンガン進む

味噌かつ煮定食は、ご飯とみそ汁、冷ややっこ。メインの味噌かつ煮には、かつと半熟卵だけでなく、小松菜の和え物とポテトサラダが乗っているのは意外なポイントです。和え物はまだ分かるとして、あたたかいポテトサラダというのは、なかなか食べたことがありません。味噌とかつの茶色に、副菜たちのさまざまな色が彩りを与えています。

そしてから揚げ。大ぶりでツヤツヤなから揚げが2つに、野菜がついているのもうれしいところ。これだけで、大量のご飯を食べる免罪符に十分です。

食べ進めていきましょう。メインの味噌かつ煮は、たれにかなり浸っているものの、塩分が強い、味がとても濃いとは感じない程良い塩梅。

味噌のコクと塩分、それに加えて甘みがかつにしっかり染みており、確かにこれはどんどんご飯が進みます。ピリ辛な後味も、クセになります。

数切れかじっただけで、デフォルトのご飯を完食。至近距離のおかわりスペースに向かいます。

おかわりスペースには、おかわり用の「ごはんロボ」に加え、漬け物やだしもあり、やよい軒の「お客さんにたらふくご飯を食べさせる」という熱い意思を感じます。

ボタンを押してお好みの量のごはんを!

さて、無骨な見た目のおかわりロボですが使用法はいたって簡単です。茶碗を置いて、50~200グラムのうち、お好みの量のボタンを押すだけ。すると、ご飯のかたまりがどんどんと茶碗へと落下してきます。もちろん筆者が選んだのは最大量の200グラム。個人的には、もっと多い量があってもいい気がします。

席に戻り、食事を再開。今度は付け合わせの和え物とポテトサラダも食べてみましょう。和え物と味噌が合うのはもちろん、ポテトサラダも案外合うことに気付かされます。さらに半熟卵を割ってかつをディップすれば、かつ丼のようなテイストに。何通りも楽しみ方がある千変万化なメニューですね。

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