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そごう・西武が再出発「豪華パーティー」開いた理由 「西武池袋で買い物する理由」を打ち出せるか

東洋経済オンライン / 2024年9月28日 8時0分

1階の化粧品、7階の食品などテナント集積型の売り場は若い女性や主婦層、ビジネスマンなどでにぎわっていたが、テナントが減っている上層階は閑散としていた。

新生・西武池袋が力を入れるのは、業界全体でも好調のラグジュアリー・コスメ・デパ地下(食品)の3領域。それに加え、そごう・西武がもともと得意とするアート分野でも出色の店舗になることを目指す。

ラグジュアリー・コスメ・食品の強化は業界の定石だ。伊勢丹新宿店メンズ館には今年3月、ルイ・ヴィトンの常設店がオープン。11月には本館で婦人向けの常設店を構える。今後、新宿・池袋エリアのラグジュアリー競争はさらに激化しそうだ。

人気のカテゴリーに照準を合わせることは、ややもすれば他の百貨店と同質化した店舗になりかねない。過去に幾度もの売り場改革を打ち出してきたが、いかに「西武池袋で買い物する理由」を打ち出せるかが、リニューアルの成否を握るだろう。

山﨑 理子:東洋経済 記者

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