1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

家で作るハンバーグ、「店の味」が出せる簡単なコツ 秋の味覚「きのこ」を使ったクリームソースが絶品

東洋経済オンライン / 2024年9月28日 15時0分

今回の料理は「きのこクリームソースのハンバーグ」です(以下、写真はすべて筆者撮影)

料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作れる方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介する『樋口直哉の「シン・定番ごはん」』。今回はマイタケとしめじを使った「クリームソースのハンバーグ」です。

ジューシーにするなら、切り落とし肉を混ぜる

機会をいただくたびに「ハンバーグは実は簡単」ということを伝えています。もちろん、手間をかけることもできますし、難しくすることも可能です。

【写真で解説】秋の味覚「きのこ」を使ったクリームソースが絶品、「煮込みハンバーグ」の作り方

やわらかくしたいのであれば卵を入れてもいいですし、ジューシーにしたければ包丁で刻んだ切り落とし肉などを混ぜてもいいでしょう。濃厚な甘みが欲しければみじん切りにした玉ねぎをよく炒めてから加えるとよく、その場合は冷やしてからタネに混ぜる必要があります。

ただ、そんな面倒なことをしなくても、ハンバーグはひき肉を買ってきて、塩、玉ねぎのすりおろし、パン粉を混ぜて焼くだけの料理です。ただ、上手に焼くには蓋をして蒸し焼きにする必要があります。中心温度で75℃に達するまで加熱しないと、ひき肉にはリスクがあるからです。

ここがむずかしいところですが、今回ご紹介する煮込みハンバーグであれば簡単。ある程度の量の水分を加えて煮込むので、生焼けのリスクはありません。

煮込みハンバーグ きのこクリームソースの材料
合いびき肉      250g
玉ねぎ        1/4個
生パン粉       10g(乾燥の場合は牛乳小さじ1を足す)
塩          小さじ1/4

★きのこクリームソース
マイタケ       1パック
しめじ        1パック
生クリーム      200ml(乳脂肪35%)
ディジョンマスタード 小さじ2(あれば)

今回は肉感を残した歯ごたえのあるハンバーグに仕上げます。特殊な材料が1つあります。生クリームです。

生クリームはスーパーでは乳製品のコーナーで売られていますが、「ホイップ」などの商品名で販売されている「植物性」と乳脂肪分のみの「動物性」があります。料理に使うのは後者なので間違えないようにしてください。

生クリームは1パック350円〜400円くらいと比較的高価なので、購入されることが少ない食品かもしれません。

しかし、生クリームを使わずにクリームソースを作る場合はバターと小麦粉を炒めてルーを作り、そこに牛乳を加えホワイトソースとしてから煮込むという工程を踏む必要がありますが、生クリームを使えばこの手間と時間を一気に省くことができます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください