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大注目!テスラ「ロボタクシー」は世界を変えるか 「歴史に残るイベントになる」とイーロン・マスク氏

東洋経済オンライン / 2024年10月4日 10時0分

9月上旬には、モルガン・スタンレーの自動車業界アナリストであるアダム・ジョナス氏は、10月のイベントではFSD(Full Self Driving)の最新アップデートに関するデモンストレーションと、完全自動運転のロボタクシー車両(Cybercabと呼ばれる)によるクローズドまたはセミクローズドコースでのデモ走行が行われると予想している。ただし、ジョナス氏はテスラは「運転手付き」の自動運転車のテスト走行の許可は取得済みだが、無人でのテスト走行や路上配備に関する許可はまだ得ていないと述べている。

また、9月15日には、会場とされるワーナー・ブラザースで働いているという人物が、外観を偽装したテスラ車らしき車両が、テスト走行を行っている様子を捉えた写真を掲示板サイトRedditに投稿した。この写真に写る車両はテスト車両なので、かなり形状がカムフラージュされている。

どことなく、ウォルター・アイザックソン著の伝記『イーロン・マスク』の中で「タクシー・ロボ」として紹介されているイラストに似ているようにも思えるが、もっと普通な小型の3ドアハッチバック車のようにも見える。

ただ、3ドアハッチバック車だと、乗客の乗り降りが面倒になりそうな気もする。カモフラージュの下がどうなっているのかが気になるところだ。いずれにせよ、このテストカーは発表イベントに向けて、会場となる敷地内での走行データを収集しているようだ。

9月26日には、抽選に当選した一部株主らに対してロボタクシー発表イベントの招待状が送付されたことが明らかになっている。同日、イーロン・マスク氏は「WE, ROBOT」と書かれたイメージ画像をXに投稿し「これは歴史に残るものになるだろう」と綴った。

まだ残る技術的な課題

テスラのAutopilotやFSD機能は、ロボタクシー発表会が予定される10月10日が迫る現在も、まだドライバーが運転に責任を持つADASの域を超えることができず、それらの機能を使用する際も、ドライバーはいつでも自分で運転できるように備えている必要がある。

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