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「もう1食ほしい」が自衛隊で通用しない絶対理由 ドケチぶりにもほどがある自衛隊の給食不正

東洋経済オンライン / 2024年10月5日 9時0分

人事処分となるのは、それでも聞かない隊員である。さらに上司の注意もぬかにくぎとなった場合だ。

上からの注意はとくに穏やかになる。処分対象は40代や50代の隊長や科長であり、叱る側も50代の司令や副長である。声を荒らげて怒るのもバカバカしい。「ヤメてね」と軽く諭すくらいだ。どこの会社や役所でもそうだろう。

処分隊員はそれを都合よく解釈する。元々が図々しいので「たいして怒られなかったから続けても大丈夫」と考えて悪事を続ける。結局、処分される。

自衛隊にはこのような事情がある。人事処分される理由があるからこそ、問題児が処分されて、それを公表したという話にすぎない。

だから、国民が同情するにはまったく値しない。保守派や保守派のシンパの人たちのような自衛隊応援団が言うように、「国は自衛隊員にご飯も満足に食べさせていない」わけではないし、「処分される自衛隊員がかわいそう」と考えるのも誤りなのだ。

文谷 数重:軍事ライター

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