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「極悪女王」ヒットが示す"復活できる人"の6条件 「復活できる人」と「消えてしまう人」の違いは?

東洋経済オンライン / 2024年10月5日 14時30分

手越さんの「イッテQ」への復帰でささやかれているのが、ベッキーさんの同番組復帰だ。ベッキーさんは、2016年にロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音さんとの不倫が発覚し、レギュラー番組、出演CMを相次いで降板になった。一時、芸能活動を休止していたが、同年中に活動を復活している。

しかしながら、現在に至るまで、出ずっぱりだった不倫発覚前のようなメディア露出はなく、当時ほどの人気も戻ってきているとは言い難い。ベッキーさんは「イッテQ」のレギュラーだったが不倫報道後に降板となり、8年経つ現在になっても復帰していない。手越さんとは対照的だ。

ベッキーさんが過去にテレビ番組やCMに引っ張りだこだったのは、すべての世代からの好感度が高く、スキャンダルとも無縁だったからだ。不倫報道はこれまでのベッキーさんの清純なイメージを破壊することになった。

加えて、事後対応にも問題があった。川谷氏とやり取りしたLINE画像が流出して「友人関係」で押し通そうとしたことが明るみになり、釈明が無効となってしまった。これによって、「ウソをついた」という烙印まで押されてしまい、誠実なイメージまでも崩れてしまった。騒動は長引き、「ゲス不倫」が流行語になった。

プライベートでは、ベッキーさんは元巨人コーチの片岡治大氏と結婚し、二児をもうけているが、「ママタレント」の地位を築こうとしても、過去の不倫騒動が蒸し返されてしまっている。

残念ながら、ベッキーさんが過去と同じポジションに就くことも、今回の剛力さん、唐田さんのように新たなポジションを獲得することも、現在までのところ叶ってはいない。「復帰」はしたが、「復活」はできていないというのが実態だ。

最近の不倫の事例で言えば、声優の古谷徹さんの降板が挙げられる。今年の5月に古谷さんの不倫報道があったが、不倫だけでなく、妊娠・中絶・暴行の報道もなされた。その後、相次ぐ降板ラッシュが起きたが、つい最近でも「ドラゴンボール」シリーズのヤムチャ役を降板することが発表された。

声優は、顔や名前が表に出る機会は少ないため、俳優と比べると不祥事の影響は少ない。

2021年に不倫が発覚した声優の鈴木達央さんは、歌手のLISAさんの配偶者だったこともあり、大きな話題になった。降板にもなったが、配偶者のLISAさんとも離婚することなく和解し、声優活動は続けられているし、それによって大きな批判を受けてもいない。

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