モバイル充電の"王者"が日本でも成長する理由 充電器からAIまで"生活テック企業"への進化を加速
東洋経済オンライン / 2024年10月8日 9時30分
アンカー(Anker)は2011年に中国で設立されたメーカーで、わずか10年で世界一のモバイル充電ブランドに成長した。日本法人のアンカー・ジャパンは2013年設立、こちらも急速な事業拡大を遂げた。2023年度の売上高は494億円に達し、前年比41%増を記録している。
【写真で見る】ポケモンとコラボした充電製品、スノーピークと共同開発したモバイルバッテリー、コクヨとの共同開発製品も
特にモバイルバッテリーや充電器カテゴリーでは、国内累計販売数3000万個を突破。同社によると日本市場ではモバイルバッテリー、ケーブル、スマホ充電器でトップシェアにあるという。
成長が著しいオーディオブランド
充電関連製品で高い評価を得る一方、複数のサブブランドも展開している。中でもオーディオブランドのSoundcore(サウンドコア)は成長が著しい。
アップルやソニーなどの強豪がひしめくイヤホン市場において、Soundcoreは単月販売シェア1位を獲得。耳たぶに挟むように装着するオープンイヤー型のイヤホンというジャンルの開拓を進めている。
フラッグシップモデルのSoundcore Liberty 4シリーズも20万台を販売するなど好調。高音質を司るデュアルドライバー、LDACコーデック対応など、最新の技術が惜しみなく投入されている。耳に着けてみると、周囲の騒音はほとんどシャットアウトされ、驚くほどの静寂が広がる。
新製品「Soundcore Liberty 4 Pro」(1万9800円)は気圧センサーを搭載し、飛行機でも変わらないノイズキャンセリング性能を実現。充電ケースに液晶パネルを備え、アプリなしでサウンド調整が行える。
家電ブランドEufyからは、ユニークな製品「Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20」がお披露目された。ロボット掃除機ながらサイクロン方式で、最大30000Paの吸引力を実現している。
Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20の興味深い点は、ロボット・スティック・ハンディ掃除機の機能を“1台”まとめたことだ。ロボット掃除機から吸引機構だけを取り外し、パイプとヘッドを取り付けるとスティック掃除機に早変わりする。ロボット掃除機を導入する家庭でも、スティック掃除機を併用することが多いというユーザー調査に基づいて開発されたという。
ポケモンとのコラボレーション
アンカー・ジャパンは、他社とのコラボレーションも積極展開している。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
【アンカー・ジャパン】2024年最後のセール「Anker Power Week」を開催!お客様へ感謝の気持ちを込めてお得なまとめ買い割引やマイル2倍キャンペーンを実施
PR TIMES / 2024年12月20日 14時45分
-
【アンカー・ジャパン】Ankerグループ製品をAmazonふるさと納税で取扱開始Amazonふるさと納税限定の返礼品も展開
PR TIMES / 2024年12月19日 18時15分
-
【アンカー・ストア】Anker Storeのアウトレット店舗で最大面積を誇る「Anker Store Outlet 入間」を12月26日にオープン
PR TIMES / 2024年12月19日 11時0分
-
【アンカー・ジャパン】兵庫県三木市と地域の活動をサポートする「地方創生に関する包括連携協定」を締結
PR TIMES / 2024年12月6日 16時40分
-
Anker、「Amazonブラックフライデー」&先行セールで280製品以上が最大56%オフに
マイナビニュース / 2024年11月25日 10時10分
ランキング
-
1「フレッシュネス」チキンに"もも肉"使うプライド クリスマス時期の「チキン難民」を狙う戦略
東洋経済オンライン / 2024年12月22日 9時0分
-
2管理職にならない選択が「普通」に? 「責任の重圧」「年収減の可能性も」…“なりたくない”リアルな理由とは
まいどなニュース / 2024年12月21日 20時32分
-
3ゴーン被告「日産の内部はパニック状態」「ホンダはこの取引に押し込まれた」
読売新聞 / 2024年12月21日 18時30分
-
4103万円の壁問題とともに浮上した106万円の壁撤廃は別の経済苦を生むか パート主婦「手取りも減るってことですよね」コンビニオーナー「スポットで働く人を増やすか」
NEWSポストセブン / 2024年12月22日 7時15分
-
5「青春18きっぷ」利用者に朗報!“豊橋ダッシュ” 解消へ 東海道線の乗り換え利便性が向上
乗りものニュース / 2024年12月22日 7時12分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください