1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「節約を趣味にする人」がやっている超楽しい発想 「お金を使わない喜び」はこうして追求する

東洋経済オンライン / 2024年10月9日 13時0分

節約を趣味にすると起きる効果を見てみよう(写真:リーサル/PIXTA)

「お金を使わない喜び」を追求する

10月からの値上げも「過酷」なものとなりそうだ。帝国データバンクは約3000品目もの食品がその対象になると予想している。

夏休みに9月のシルバーウイークにと、長期休暇で散財した人も多いだろう。ここからボーナスが期待できる年末までは一気に節約モードと覚悟するほかない。

とはいえ、節約ほど人に嫌われる言葉はない。うまくいっているのに自慢もしにくい。「あの人は節約家だから……」という言葉は褒め言葉に聞こえない。なぜか。それは「節約ってつらいし、大変だし、ストレスがたまる」苦役というイメージだからだ。だからというわけではないが、「節約愛好家」でもある筆者の結論はこうだ、「節約は趣味でやるべきだ。楽しんだほうがいい」。

先に言っておくが、節約を趣味にするとは「お金を使わない喜び」を追求することだ。お金を使うのが大好き、という人はやめておいたほうがいい。ちなみに、自分は使わずに人のお金をあてにする等の行為は、趣味としては認められないので、それも含まれない。それらを踏まえて、趣味にすると起きる効果を見てみよう。

1 見栄から解放される

「節約が趣味なんです」と宣言すると、いかに気楽に生きられるか。

スーパーで値下げ品を買う行為に対し、ネットでは賛否で盛り上がったりするが、半額の品や見切り品を買うことが恥ずかしいと感じるのは、どこかに見栄があるからだろう。だが、「趣味」にしてしまえば、そんなことからも解放される。「趣味だから、値下げ品をみると手が出るんです。好きなブランドの新作を見ると欲しくなるのと同じですよね」と嬉々として言われれば、相手もなるほど、そうですかとしか返しようがない。これで人目を気にせず、堂々と安いものを手に取れるようになる。

節約を趣味にしてしまえば、お金を使わないための免罪符を手に入れられるのだ。「節約するのが楽しい」と公言することで、お金をじゃんじゃん使ってきらびやかに騒ぎたい人からの誘いも減るだろう。それが気の乗らない支出の原因だったとすれば、このうえなく効果が大きいはずだ。

節約好きの「あるある」

2 引き算の消費になる

節約とはお金を使わないことからスタートするので、どんどん買い足していくのではなく、いかに買わずにやり過ごすかを考えるようになる。

当然、まとめ買いはしない。日用品のストックも、今使っているもので終わりという状況になってからようやく買う。冷蔵庫も収納庫もスカスカなので、まだ在庫があるのにうっかり買ってしまった――という二重買いも防ぐことができる。もちろん衝動買いなど言語道断だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください