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東大生も実践「タイムカプセル暗記術」が凄かった 苦手な暗記モノも克服、記憶がみるみる定着

東洋経済オンライン / 2024年10月10日 11時35分

(写真: Mills / PIXTA)

暗記モノが苦手で、どうやったら効率的に勉強できるのかがわからない。そう考える人も多いのではないでしょうか。『自分にあった方法が見つかる! 勉強法図鑑』を上梓した、東大カルペ・ディエムの西岡壱誠さんが、誰でもマネできる、結果が出やすい勉強の一工夫を紹介します。

せっかく暗記したのに忘れてしまう

「覚えたはずなのに、すぐに物事を忘れてしまう」。こんな経験をしたことがある人は、多いのではないでしょうか。

【写真でみる】記憶がみるみる定着「タイムカプセル暗記術」は、こうやって勉強する。

人間は、多くの場面で物事を「覚えよう」とします。単語帳を使って英単語を覚えようとするし、参考書を使って公式を暗記しようとします。

ですが、そのうえで大切なのは、「暗記したものを忘れないこと」です。「記憶を定着させる」と言い換えることもできるでしょう。

人間は忘れる生き物ですから、頑張って1日で100単語を覚えたとしても、3日も経てば大半は忘れてしまいます。

それを忘れないようにするために、何度も復習をします。しかし、復習は意外と難しいものです。一度勉強したものを、二度も三度も同じように勉強するのには、苦痛を感じるのではないでしょうか。一度覚えたことを「忘れていないかチェックする」というのは、実はなかなか大変な作業なのです。

そんなときにおすすめの暗記術が、「タイムカプセル暗記術」です。今回の記事では、このタイムカプセル暗記術について、みなさんに紹介したいと思います。

やり方は難しくありません。まずはいつも通り勉強して、暗記をします。英単語を覚えたい場合は、その単語を何度も見返したり、発音したり、書いたりして、「これで覚えられた」と思えるくらいまで勉強します。参考書5ページ、単語帳100単語など、一定の範囲に絞って暗記に取り組みましょう。

覚えた単語を使って、テストを作ろう

そしてその後が重要です。覚えた単語を使って、20問程度のテストを作ります。この問題は、今覚えたことを活かして作る必要があります。

「この単語の意味を答えなさい」という問題でもいいですし、「『〇〇』という意味の英単語を答えなさい」という問題でも大丈夫です。穴埋め形式でも4択問題でもなんでもいいので、とにかく20問、問題を作ります。

そして、これを1週間封印します。机の中でもファイルの中でも構いません。保管しておき、その期間は一切見てはいけません。これこそが、未来の自分に宛てた「タイムカプセル」になります。

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