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「落ち込みやすい人」が今すぐやるべき2つのこと 普段、むやみに反省して傷ついていませんか

東洋経済オンライン / 2024年10月15日 20時0分

そのような会社に勤めていると、上司の叱責によって「何もかもが自分のせい」「社会人なら結果が全て」などと思い込んでしまうことがあった。

当時精神的に末期だった私も、ある日出勤時の雨模様の空を見て、「ああ、普段の私の行いが悪いから今日は雨なんだな……」と、地球規模の責任の十字架を背負う思考になったことすらある。

当時の私のこの状況を見て、この記事を読んでいる皆さんは、「雨なのはお前のせいだ!」と思うだろうか。

多くの方は、「いや、雨は誰のせいでもないでしょ」程度の感想なのではないだろうか。

そうなのである。誰のせいでもないのである。つまり、責任は誰にもないのである。少なくとも、当時の私には、間違いなく雨が降った責任はなかった。

そして大事なのは、その雨の責任を、私がわざわざ負いに行く必要はもっとなかったということである。

さて、ここでまた気になるのは、その責任の有無をどう判断するか? である。

しかしこれは非常に簡単で、「あなたがどうにかできる(どうにかすべき)問題だったか?」と自分に問いかけ、「YES」ならばバッチリ責任を感じてほしい。反省しろ、もうやるな。頼むぞ。以上。

一方、「NO」だった時である。もはやこの時点で、あなたがどうあったとしてもどうしようもない問題であるため、責任を感じることはない。

だって、どうしようもなかったのだから。ゆえに、今責任を感じる必要もないし、前述のとおり、わざわざその責任を負う必要もない。誰もが不必要で理不尽なダメージは無視するべきだ。なぜなら、どうしようもないことなのだから。自分の心にかかる負荷は、全て負わず、必ず取捨選択をしよう。

ゆえに、この記事をお読みの皆さんも、何か理不尽であったり気分を害すること、そして実害があることが発生した際、自分に問いかけてほしい。

「これ、そもそも反省すべきは私でいいのか?」と。

■【二つ目の質問】それは、傷つくべき価値のあること?

以下のような経験は誰しもあることだろう。

・上司の指示の通りに従ったら間違っていた。それなのに自分が叱責されることになった。
・いつも家事をしてくれる妻を労おうと洗い物をしたら「洗い方がなってない」と怒られた。
・友人にプレゼントをあげたら「それ持ってるから違うのがよかった」と言われた。

この際、反省したり、傷ついたりする前に、はたまた上司や家族、友人に怒りを向ける前に、いったん考える時間を作ってほしい。

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