「古い眉は捨てる」"奇跡の67歳"直伝大人メイク術 老化が目立つ年齢だからこそ目指す「顔」とは?
東洋経済オンライン / 2024年10月15日 11時30分
②上まぶたの粘膜を埋め、際に影を作るのは軟らかなジェルライナー
③下まぶたのまつ毛を増毛して見せる、淡い影色のリキッドライナー
3種類すべて、ブラウンを使うのがマスト。黒のライナーは強すぎて目つきの悪い顔になってしまいます。目の形を強調しすぎると、たるみも悪目立ち。ブラウンでぼんやり描き、やさしくさりげなく大きく見せるのが正解です。
たるみまぶたを持ち上げるマスカラ
大人の短く少なくなったまつ毛を補うために、マスカラは欠かせません。けれど、若い頃のようにボリュームを出そうと頑張るのは危険。
しぼんだ目元をひじきのようなボリュームマスカラで黒々と盛ると、かえって目が小さく見えるうえ、清潔感が失われます。アイシャドウやアイラインのページでもお伝えしたように、大人の目元に「強さ」は不要なのです。
マスカラを選ぶときは、絶対にロングタイプを。
色は黒でもちろんよいのですが、最近流行りのクリアブラックという、グレーに近い透明な黒をおすすめします。下地としても売られていますが、大人の場合は1本で使うのもおすすめです。
自まつ毛がツヤやかに伸びたような、ごく自然な仕上がりで、キープ力も強く、落ちにくい。まつ毛がしっかり上がり、たるんだまぶたも引き上がった印象に。
今どきのマスカラは、昔と比べものにならないほど質が向上しています。手持ちのマスカラを更新し、幼い子どものような、フサフサとしたまつ毛で「可愛い人」を目指しましょう。
「減りゆくまつ毛」は育毛ケアでハリを出して
歳をとると、体に予想もしなかった変化が起こります。なかでも私が驚いたのは、顔の毛がなくなる現象でした。若い頃は顔中うぶ毛だらけで、週1回、フェイスシェーバーで剃らないと肌が薄黒くなるほどでした。なのに今は毛が生えてこない。
ホルモンバランスの変化による現象であることは理解していて、週1の顔剃りがなくなりラッキーとも思っているのですが、同時にまつ毛も少なくなったのは困りました。多くのみなさんも同じ思いをされているのではないかと想像します。
まつ毛はホルモンの影響を受けないといわれていますが、細くなったり少なくなったりと、老化の影響を受けやすい部位。これ以上減るのをなんとか食い止めなければ。まつ毛ケアは大人が絶対やるべきケアの1つです。
まつ毛美容液で、まつ毛のハリとコシを出すと、1本1本のまつ毛に存在感が出て、まつ毛が増えたような見映えになります。朝と夜、スキンケアのルーティンにぜひ組み込んでください。
大人の今は「ぼんやり眉」が正解
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