1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「お手本となる人がいない職場」で自信を持つコツ ロールモデルを見つけ成功への道筋を明確にする

東洋経済オンライン / 2024年10月15日 11時0分

・時間管理のスキル
上司がどのように時間を効率的に管理しているのか、使用しているツールや方法を詳しく観察します。

・プレゼンの技術
上司のプレゼンのスタイル、使用するスライドのデザイン、構成、視覚資料の利用方法、聴衆とのやりとりを学びます。

・リーダーシップのスタイル
上司がチームメンバーにどのように毎日声をかけ、コミュニケーションを取っているか、またチームをどのように導き(動機付け)、問題解決を促進しているかを観察します。

3. 取り入れたい要素を具体的なプランにする

・時間管理
上司が使用しているスケジューリングツールを自分の仕事に導入し、タスクの優先順位付けと時間配分を学びます。実際に自分の日常のスケジュールにこれを適用してみます。

・プレゼン
上司のプレゼンスタイルを模倣し、次の自分のプレゼンでこれを試みます。その後、上司に具体的なフィードバックを求めてさらに改善を図ります。

・リーダーシップ
自分が担当するプロジェクトやミーティングで上司のリーダーシップスタイルを取り入れてみます。チームメンバーからのフィードバックを受けて、これを自分のスタイルに織り交ぜていきます。

このようにプランを実行することで、ロールモデルから学んだ具体的なスキルやスタイルを自分のものにし、実際に職場でこれらを生かして成功体験を積むことが、自信と自己効力感を高めていくのです。

注意点&気を付けたいこと

ロールモデルのやり方を実践するとき、彼らと自分を比較して、スキルの差や出来具合、成果の違いに落胆することもあるかもしれません。しかし、重要なのは自分自身の進歩と成長に焦点を当てることです。

ロールモデルも成功に至るまでには時間がかかっています。一晩であなたが望むような状況になれたわけではないことを理解しましょう。彼らがその地位に達するまでに経験した困難や学びのプロセスを理解し、自分も段階を踏んで成長することを念頭に置くことが大切です。

また実際に試してみて、彼らがやってきた方法が自分の状況に当てはまらないときは、自分の経験とロールモデルの経験をうまく組み合わせてみましょう。

理想に近づくためには、ロールモデルから多くを学べますが、自分の価値観や目標、状況に基づいて行動を選択する必要があります。

II. メンターを持つ

メンターとは、指導を受ける側(メンティー)の成長をサポートし、メンター自身の経験や知識を共有することで、メンティーが目標を達成できるように導く役割を持つ人をいいます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください