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エミテラス所沢「巨大フードコート」に驚嘆の午後 所沢に誕生、話題の新スポットの"食の実力"は?

東洋経済オンライン / 2024年10月20日 8時30分

こもれびフードホールがあるのは、1階。オープンから間もないこともあって施設全体がにぎわっているが、中でもこもれびフードホールはかなりの熱気を感じる。

そして、かなり広い。夏にオープンした、みなとみらいにある「横浜ワールドポーターズ」のフードコートは500席ほどで、ここもかなり広く感じたが、こちらは2倍の約1000席だ。

また、席の種類も豊富である。通常のテーブル席に、ファミレスのようなボックス席があると思えば、カフェ風のローテーブル・チェア、もちろんカウンターもある。

さらに、屋外のテラス席や靴を脱いで利用する「こあがり席」、予約制のパーティールームもあった。パーティールームはオープンから間もないこともあり、通常開放されていたが今後は予約制にするという。

店舗数は22。有名どころのチェーンとしては丸亀製麺、サーティワン アイスクリーム。さらに、ミスドやマックではなく、クリスピー・クリーム・ドーナツ、サブウェイ、フレッシュネスバーガーがあって、「普通なんだけど、ちょっと違って、それがいい」という絶妙な顔ぶれだ。

秩父の名店と、ハノイの味を楽しむ

それにしても人が多い。しかし、所沢という立地だからだろうか、都内のフードコートと比較して通路が何となくだが広く感じ、移動にストレスはそこまでない。

家族連れなど団体が多いので、競争率が低いとみられるカウンター席に照準を合わせてうろうろする。

どこの店で食べようかチェックしながら、10分ほど歩いたろうか、無事に座席を確保。今回は「秩父名物豚味噌丼 ちんばた」と「フォーティントーキョー」に決めた。

ちんばたは、店名の通り秩父名物の豚味噌丼を扱う店である。秩父にある店は、開店前に行かないとものすごい行列になる、超人気店。私も行ったことがあり、まさかあの味を所沢で楽しめるとは思いもよらず、目を引かれた。

味噌豚だけでなく、これまた秩父名物のわらじカツやみそポテト、さらに人気ウイスキーのイチローズモルトも楽しめるのは「すごい」の一言。厨房では炭火で肉を焼く様子も見られ、食欲をそそる。味噌豚とわらじカツのW丼を注文した。

フォーティントーキョーは、所沢初進出の店。もともとベトナム・ハノイに1店舗のみ営業していたが、2019年に日本1号店として池袋に店をオープンしてから評判を呼び、新宿と吉祥寺に続き、新たに所沢にもオープンした。こうして街を並べると、所沢の地位向上は目覚ましいといえるのではないか。

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